砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1153滴:信じるということ

ちょっと気分がハイになると『となりのトトロ』のオープニングに流れる 「さんぽ」を口ずさむ@一度でも聴き間違えると元には戻れない杉山です。

ちなみに、「くもの巣くぐって」が「くもの巣ググッて」に聴こえました。

ですから、「くもの巣」でググッてみたら136,000件もありました。

さぁ、そんなジブリを観ると頭の中で「くもの巣ググッて」が止まらない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■一週間前に、ある社長に呼ばれたのでスカイプでお話をしました。

その社長は、第100滴くらいから1日も欠かさず聴いています。 彼は「杉山さんに仕事をお願いしたいんだけど」と漏らしました。

■私は「それは賢明な考え方ですね」と深く頷きました。

すると彼は「信じていいですね?」と念を押しました。 私は「もういいです。できません」とはね返しました。

■1000日以上も私の話を聴いているのに、

今さら信じるも信じないもないと思います。 これ以上、お伝えすることなどありません。

■好きな食べ物とかトマトジュースを否定しているとか、

鈴木杏樹が大好物だとか悲しいけど親とは疎遠だとか、 頚椎の6番目がズレていることまでお伝えしています。

■私は「3サイズをお伝えすれば信じますか?」と言ってやりました。

ちなみに、自分でもセクシー・ダイナマイツ!と思う3サイズです。 彼は「いえ、そういう意味ではなく…」とむにゃむにゃ呟きました。

■「はっきりせんかい!玉、ついとるやろ」と怒鳴ると、

「はい、ついてます!」と大きな声で叫び返したので 「鼓膜が破れるやろ!」と理不尽なことを言いました。

■相手を信じるのに条件など要らないんです。

むしろ、そんなものはあってはいけません。 みんな自分にプラスの部分だけを信じます。

■あなたの年収が1000万円を超えたら結婚しますというのと同じです。

その人を信じているんじゃなくて福澤諭吉が好きなだけじゃないですか。 プラスもマイナスも知らない部分も含めて認めることが信じることです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

例えば、結婚するときに興信所で相手を調べる人がいます。

それが私の中の常識では考えられません。 30年近くも生きてりゃなにかあるって。

それをほじくり返して一体、どうするのでしょうか。

プラスもマイナスもまだ知らない部分も全部含めて、 身包み抱えてやることが信じるということなんです。

申し訳ありません。今、自分でも感動しております。

信じるということに、いいとこ取りはあり得ません。 過去に犯した過ちが、いいか悪いかは別の問題です。

だって、判決を下す裁判官じゃないんだから。

すべてを知らなければ信じることができないと言うのなら、 1000年遡って家系図とにらめっこでもすればいいです。

それができなきゃたった今、知っている範囲で十分です。 裏切られるのは自分にプラスの部分しか見ないからです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━