砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1197滴:見張り役にこそ大きな報酬を

歩いて5分の場所にある老舗の団子屋で買って来た醤油団子を串の先から 口に入れると何個目まで食べられるか検証した@熱い涙が溢れた杉山です。

ちなみに、3個目まではOKでしたが4個目になると確実に刺さりました。

ですから、痛いから泣いたのではなく想いを実現した満足感で泣きました。

さぁ、そんな男には今、それをやらなければならないときが必ずあるんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■睡眠不足と聞くと仕事で大変だなぁと思いますが、

寝不足と言われたら単なる遊び疲れだと感じます。 申し訳ありません。今一つのツカミとなりました。

■売れれば売れるほど調子こいてコケる会社のお話です。

モーレツに売れ始めた会社が間違いなく次に取る策は、 もっとたくさん売れるように少し値を下げることです。

■基本的に利益よりも売上げを重視するはずです。

頭が悪いからです。それはそれで置いておいて、 自社の商品の値を少しでも下げるということは、

■その商品の仕入れ価格を下げるということです。

そう、大切な仕入れ先を必ず泣かせるはずです。 必ず「うちはこんなに売っとるんや」と言うと、

■「もうちょい勉強したらどや?」とすごみます。

100%無理な注文を頭ごなしに押し付けます。 「それが顧客満足ちゅうもんや」と微笑みます。

■その仕入れ先がないと困るのは自分たちなのに。でも、

売上げが伸びている会社の社長は頭が麻痺しています。 売上げさえあればだれでもひれ伏すと勘違いをします。

■この手の人間は、銀行強盗で大金を手に入れても絶対に捕まります。

見張り役の気の弱い人間に分け前をちょっとしか渡さないからです。 必ず「俺たちは実行犯や。お前は単なる見張り役や」と脅すんです。

■だから、見張り役は捕まったらペラペラとしゃべるはずです。

ここ最近、内部告発とかその手のチクリが多いのは当然です。 上からの理不尽な締め付けが厳しいために嫌気が差すんです。

■その商品を販売する会社と仕入れ先とは共同正犯です。

お客さんを一緒にだまして商品を売りつける犯人です。 自分の取り分を多くすると絶対に足を引っ張られます。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

何度も言っていますが、値切ることが虫酸が走るほど嫌いです。 生理的にできませんし、そうまでして儲けたいとは思いません。

値切るってことは、相手の人格を無視したり冒涜することです。 ましてや、大切な仕入れ先を泣かすことなど言語道断なんです。

だます相手先はお客さんなんです。 お金を払うのはお客さんだけです。

仕入れ先は、こっちの手の内をすべて知っています。 万が一のときに口を割られたら困るのはこっちです。

思いっ切り大切にしなきゃいけないでしょ。 それなのにみんな分け前を削ろうとします。

本当に呆れるほどバカな奴らばっかです。 100%キレイな商売などあり得ません。

その一部始終を知っているんですよ、仕入れ先は。 ちゃんとした口止め料を払わないといかんでしょ。

むしろ売れれば売れるほど仕入れ価格を上げるべきです。 それができる社長を数人知っていますが儲かっています。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━