砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1205滴:下座(しもざ)の人々

JR金山駅の近くにある高級スーパーマーケットの成城石井で女性店員が 超高級なチョコレートの試食をやっていた@ジッと見つめ合った杉山です。

ちなみに、私が「私の友人の友人がアルマジロ」と言ったら微笑みました。

ですから、ジッと見つめていたら「よかったですね」と困惑していました。

さぁ、そんな試食がしたかっただけなのに今一つ気持ちが伝わらなかった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■私の周囲にもいます。マジメ過ぎる社長が。

マジメも度が過ぎるとだれも近寄りません。 だから、そのうち商売も必ず傾き始めます。

■本人は、こんなにマジメにやっているのに…、と凹みます。

だからと言って、不マジメ過ぎる社長にも問題があります。 ほとんどの社長はマジメか不マジメかその両極端なんです。

■特に50歳を過ぎたマジメな社長はとっても厄介です。

傍にいるこっちの肩が凝るほどモーレツに重いんです。 礼儀も作法もバカ丁寧にやればいいってものじゃない。

■例えば、その会社から私が車に乗って帰ろうとしたある日、

私の車が見えなくなるまでそこに立っている社長がいます。 嫌ですねぇ。ルームミラーにその姿が小さく映っています。

■次の信号までもっと真っ直ぐ走りたいのに、

無理にでも右左折をしなければなりません。 それに岐阜の道は見通しがよ過ぎるんです。

■もう二度とその会社には行きたいとは思いません。

もう一丁、ある会社の応接室に通されたとします。 部屋に入るや否や上座と下座を一瞬で見分けます。

■まぁ、そこまではマジメや不マジメに関係なく、

とっても常識的でまともな人だとは思いますが、 下座の席の横でご主人様を立って待っています。

■おいおい勘弁してくれよな…、とご主人様は困り果てます。

ハイジのロッテンマイヤーさんのシツケじゃないんだから。 マジメも度が過ぎると非常識な奴よりも嫌われるものです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

「下座に生きる」ことは本当に素晴らしいです。 でも、これは「しもざ」ではなく「げざ」です。

「しもざ」と「げざ」では、スズメバチとすり鉢ほど違います。

マジメ過ぎる社長って人の気持ちが理解できないんです。 本人はいいですよ。ジッと立ってりゃ気が済むんだから。

こっちはルームミラーに映った姿を見ると辛くなります。 だから、真っ直ぐ走りたいのに曲がらなきゃいけません。

そーいうのを自分勝手と世間では言っています。 応接室の中で立っていると思うと苦しいでしょ。

それが分からない勘違いをしたマジメな社長は多いです。 相手の気持ちになって考えられない奴はバカと同じです。

会社の玄関まで見送れば、下座に座っていればOKです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━