お客さんとの打ち合わせ中に腰が痛くなったので背を後ろに反らしながら、 「イナバウアー」と言ったら死語だと笑われた@使用期限が長い杉山です。
ちなみに、これから忘年会の時期なのでフィギュアの種目が増え始めます。
ですから、ビールを飲んだ課長が酔って回転するとビールマンスピンです。
さぁ、そんなこの懐かしい技を何人の読者が知っているのか心配になった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■85歳になる会長とお話をしたことがあります。
その会長は、15歳の頃から商売を始めました。 創業70年の会社を今でも取り仕切っています。
■まぁ、それがいいことかどうかは別にして、
会長は「あんたはおもろい」と私に言うと、 すぐに「でも、詰めが甘い」と笑いました。
■そうです。85歳の会長はこの住民放送を聴いているんです。
私信:会長!おはようございます。今日も生きてますかぁ~! 度量の広い会長は、こんなことでは決して怒りません…よね。
■そのとき、会長に長生きする秘訣を教えていただきました。
「政治家と坊主が長生きなのは貪欲か無欲やからやで」と、 会長は言うので「最近の坊主は少欲ですよ」と私が言うと、
■「そーいう坊主ははよ死ぬんや」とサラッと一蹴しました。
恐るべしポリデンター。ポリデントを愛用している会長は、 中途半端な少欲が身を滅ぼすとハグハグさせて言いました。
■聴き取りにくいんだけど…と思いながらも私は頷きました。
欲を持つなら貪欲か無欲。中途半端な少欲では命取りだと、 私に言うと「打つ手だけは中途半端でええ」と言いました。
■会社を長生きさせたけりゃ中途半端でも打ち続けることです。
多くの社長は、的を狙い過ぎて打つ手を止めてしまうんです。 でも、少欲だけは持っています。だから、長生きできません。
■会長は「打つ手はすべて正解なんやで」と目を見開きました。
瞳孔まで開かずにホッとしました。貪欲or無欲のどっちかで、 次の手を的など絞ることなく打ち続ければ70年は続きます。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
まるでディック・ミネのような会長は言いました。
貪欲になれる奴は1万人に1人もいない、ってね。
みんな少しの欲しか持てないから途中で自分に潰されるんです。 敵は、自分自身です。とハグハグさせながら会長は言いました。
「あんた(私です)はな、ようわからんが玉だけは打ちよるな」と、 ミネ会長は、ちょっと照れくさそうに中途半端に褒めてくれました。
「でも、当たらないんです」と私が言うと、 「ちったぁ的を絞れや」と大笑いしました。
会長、なんでもいいから顧問料を値上げしてよね。 でも、そんなことを言おうものなら真顔になって、
「こっちがもらいたいくらいや」と言うはずです。
胃が痛ぇ。
小っちぇ欲を持つなら0にした方がきっと楽になれます。 手は、的など絞らずに打ち続ければ長くは生きられます。
打つ手はすべて正解だから。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━