砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1219滴:肩に掛かった3分の2の負担

「今年も残すところあと○○日となりました」と言う場合、今日を含めた 30日と言うのか明日以降の29日と言うのか悩む@睡眠不足の杉山です。

ちなみに、本当はそんなことでは悩みません。ある人物が私を苦しめます。

ですから、元モーニング娘。の保田圭が毎晩、夢の中で演歌を熱唱します。

さぁ、そんなニッポンの未来は天城ぃ越え~♪のリフレインが一晩中です ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■ある人と会ってちょっと思ったことがあります。

その人は頭も性格も素晴らしいのに食えません。 本業では食えないのでアルバイトをしています。

■私から見ても、その仕事の内容や人当たりから、

月収で100万円はあっても当然と思いました。 しかし、その3分の1もないと彼は言いました。

■同業者から見ても、ため息が出るほど手間を掛けています。

だから、お客さんからの評判も当たり前のようにOKです。 それほど頑張っていても思うようには儲かっちゃいません。

■その理由は簡単です。

手間を掛け過ぎると、 負担になるからです。

■いくら素晴らしい才能や輝くセンスがあったところで、

それを換金しないと今の世の中では食っていけません。 他人を幸せにするために働いている訳ではありません。

■人間、50歳を過ぎたら無意味な義理を捨てて、

できるだけ肩に掛かった重荷を下ろすべきです。 他人になど構っていたら自分の時間を失います。

■商売もまったく同じことです。

手間は掛けてもいいんですが、 負担は根こそぎ取り除きます。

■だれかのために自分の存在がある訳じゃなくて、

自分のためにだれかがそこにいるだけなんです。 肩に掛かった負担を取り除けば必ず儲かります。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

その男性は50歳をちょっと過ぎています。 頭の回転も速く人間的にも素晴らしいです。

今までに培ったノウハウや経験を換金するだけでも、 月収がまず100万円は下らないと思っていました。

でも、それはまったく違いました。 肩になにかが取り憑いていました。

3分の2の負担です。

変に人が良過ぎると手間が負担に化学変化するはずです。

商売は、だれかのためにやる訳ではありません。 自分が幸せに暮らすためにやっているだけです。

とは言うものの、私も手間を掛けるのが大好きです。 しかし、蓋を開けたら負担に化学変化していました。

私は、50歳の男性を前にして我が身を顧みました。 いけない。このままだと120歳まで生きられない。

ってことで昨日、ミニまぐの【砂漠王】を廃刊しました。 これからは、徹底的に自分の中の負担を削りまくります。

例えば【砂漠王】を読めないから寂しいです!と言う人がいます。 こっちからすれば、1円も払ってない奴に言う権利はありません。

私は、あなたの退屈しのぎに付き合っている暇などありません。 平気でそーいうことを言う奴は商売も上手く行かないはずです。

多いのは、読者が1人になってもメルマガを続けます!と言う 特別天然記念物のオオサンショウウオ並みに貴重な発行者です。

嘘ばっか。そんなもん絶対に続ける訳がない。 本当に発行し続けたら脳ミソまで両生類です。

だから、他にもっとやることがあるはずです。

だれかを救うために自分がいる訳じゃないんだから。 だれかを食いもんにして生き続けなきゃいけません。

お互いがそう思っていれば間違いなく成り立つはずです。

人生にも仕事にも手間を掛けることはOKだと思います。 でも、それが度が過ぎると見えない負担になるはずです。

ふと思ったのですが、なぜか本文よりも編集後記の方が 長くなってきたので、そろそろこのあたりで終わります。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━