砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1272滴:自分にできて細木数子にできないことは一杯ある

最近、暇になるとパソコンの中にあるピンボールで遊んでばっかいるので、 [Z]と[/]キーの文字が薄くなってきた@肩が凝るほど暇な杉山です。

ちなみに、左のフリッパーを動かすキーが[Z]で右のキーは[/]です。

ですから、[X]キーを押して台を右へ揺らすと私までつられて揺れます。

さぁ、そんな気づかれぬように音を消して遊ぶと臨場感がなくてつまらん ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■先日もある老舗の和菓子屋の社長と作り笑顔で話していたら、

こうして完全日刊で続けていることを褒めていただきました。 だから、やめようと思ってもそれが思いのほか厄介なんです。

■この社長に限らず、いつも私はそんなことばっか褒められます。

詳しく観察すれば、もっと他に褒める部分は一杯あるはずです。 50メートル走が早かったとか栗蒸羊羹を一気食いできるとか。

■その気になれば栗蒸羊羹を一気食いしながら、

50メートルを7秒台で走ることも可能です。 鼻呼吸ですので花粉症の季節には無理ですが。

■あ、そんなことができてもなんの自慢にもならないと思ったでしょ。

そうです。きっと『TVジョッキー』の奇人&変人コーナーに出て、 白いギターとエドウィンのジーンズをもらって喜ぶのが精一杯です。

■でも、今ではその『TVジョッキー』も放送していません。

私は、なにを目標にして命がけで走ればいいのでしょうか。 そう、だから私は卓越した能力があるのに走らないのです。

■あいつは、人より優れた能力が備わっているからといって、

間違ってもそれを羨ましく思って凹むことなどありません。 そいつを褒めてあげることはとっても素晴らしいことです。

■でも、自分には備わっていないからと凹むことはないんです。

営業ができる能力がある奴に限って100%人事に弱いです。 自分が簡単と思っていることでも他の奴には難しいものです。

■それぞれが生まれ持った能力の質量は間違いなく均等なはずです。

ある部分が優れた人間は異なる部分が絶対に抜けているものです。 いくら頑張っても細木数子は、栗蒸羊羹の一気食いはできません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

人間、死ぬまで勉強とか修行とか言う奴らが多いでしょ。 一体、それはどうしてかお分かりになりますでしょうか?

答えは、暇だからです。

暇じゃないとそんなことなど考えません。 あとね、まったく儲かっていない奴です。

儲かっている奴は、今が勝負だと思っているので、 勉強とか修行なんて絶対にやろうとは思いません。

オギャーと生まれたらそこで終わりです。 あとは、自分に備わった部分で勝負です。

備わっている潜在能力を引き出せば、 だれでもそれだけで食っていけます。

霊長類は、そーいう生き物なんです。

そんなことを言うと、それを引き出すために 勉強や修行をしているんだと抗弁をしますが、

そんなものはちょっと気づけばいいだけです。

勉強や修行をする奴は間違いなく気づくのを通り越して、 なにか得体の知れない新興宗教に見事に染まるはずです。

きっと細木数子と同じ分だけ素晴らしい能力はあります。 それを換金することに全力を注ぐだけで原価は0円です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━