砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1328滴:侵してはいけない部分

中3の夏にクラスの仲間と一緒に自由劇場で『ロッキー2』を観たときに、 1人で盛り上がって壇上で腕立て伏せをした@とっても目立った杉山です。

ちなみに、満員の観客はふざけた中学生を叱ることもなく笑っていました。

ですから、片手の腕立て伏せだったのでたったの1回もできませんでした。

さぁ、そんな3人の女子たちはそれから数週間も口を利いてくれなかった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■例えば、外食をしようと出掛けても、

ほとんど同じようなお店ばっかです。 俗に言うフランチャイズのことです。

■地元で生れた戸建のお店が次々と幕を閉じています。

先日、各務原市にできたイオンに行ってきましたが、 建物がでかいだけで岐阜の「ぎ」の字も感じません。

■これが地域の活性化になっているとは私には思えません。

地元の雇用に貢献していると言いますが、大きな会社は、 採算が合わなくなれば明日にでもサッサと帰るはずです。

■東京にです。では、残された地元民はどうなるのでしょうか。

そんなことはフランチャイズの本部の奴らは考えていません。 岐阜市民からすれば東京から来た会社はすべて「外資」です。

■言いたいことは、侵してはいけない部分があるということです。

なんでも儲かればいいのかよ?勝てばいいのかよ?と思います。 高校野球で有名な県岐商は、ダルビッシュを取りませんでした。

■だって、岐阜県人じゃないんだもん。

寄せ集めで勝っても空しいだけです。 そこにはそこの秩序があるはずです。

■どんな仕事でも侵してはいけない部分があるはずです。

今さえ儲かればいいという仕事など絶対にありません。 それが分かっていない奴が巷には腐るほど存在します。

■結局、自らの手で市場を食い潰しているだけです。

奪えるだけ奪うのではなく育てることが大切です。 昨日、小雨の岐南町を歩きながらそう思いました。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

当然、イオンのことだけを言っているのではありません。 もっとフランチャイズ候の店が虫酸が走るほど嫌いです。

たしかに、岐阜でお金を使いますが、 それが岐阜に落ちるとは限りません。

東京にある本部が吸い取るからです。

道州制とか地方分権とか言いますが、 やっていることは東京一極集中です。

下手なマルチ商法よりもタチが悪いと思います。

今、情報起業家の「じょ」の字も聴きませんよね。 奴らは稼げるだけ稼げばいいと荒らしたからです。

結局、自分たちの居場所がなくなって終わります。

奪えるだけ奪うのではなく育てることが大切です。 お客さんと共に育んでいくことが本当の商売です。

安い金太郎飴のようにどこを切っても同じような店など、あっちへ行け!

ネットで商売をするにしても、自らが侵してはいけない 不可侵な部分が必ずあります。それが分かる奴は少ない。

なんでも儲かればそれでいいのかよ?って思いませんか。

そこにはそこのそいつにはそいつの秩序があるはずです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━