砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1337滴:負荷を与えるのではなく負担を削る

昨日、歯科医の糸尾先生から「来週は奥歯に麻酔を打ちます」と宣告され、 しばし呆然とした@4月5日までユーウツで仕事が手につかない杉山です。

ちなみに、ここ数日は治療中に爆睡してしまうほど安心し切っていました。

ですから、もう麻酔なんて打つこともないだろうと勝手に思っていました。

さぁ、そんな来週は1万円近く掛かるらしいのでお休みするかも知れない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■例えば、今の環境のままで会社の利益を倍にしたいとき、

どのような策を思いつくでしょうか。ほとんどの社長は、 社員たちに理不尽な負荷を徹底的に与え続けるでしょう。

■そうです。団塊の世代の社長連中は、

脳ミソの80%以上が筋肉なのです。 やればできると本気で思っています。

■だから、ふと振り返ったらだれもそこにいません。

そんな頭の古い社長になどだれもついてきません。 いつまでも昭和初期のレトロな発想ではNGです。

■昭和のテレビは、地デジが始まったら映りません。

では一体、どのように考えればいいのでしょうか。 それはね、足すのではなく引いてみればOKです。

■今の社員たちに2倍の負荷を与えても、

かえって能率と効率が下がるだけです。 その逆で負担を半分にしてやるのです。

■目の前の社員たちは、一生懸命に働いています。

いっぱいいっぱいにやって現在の状態なのです。 なのに、まだ追い込もうとする社長が多いです。

■負荷を与えるだけなら藍川中学の2年生でもできます。

いかに社員の負担を少なくさせるかが社長の腕だがね。 すると、今の仕事を維持しながら次に進めるはずです。

■駒は同じなんだから。今の環境のままで利益を倍にしたいなら、

深尾いや、負荷を与えるのではなく負担を削ってやることです。 負担を半分にしてやれば能率と効率と売上げは2倍になります。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

団塊の世代に限らず、文系で体育会系の部活をやっていた社長は、 まず間違いなく社員たちに理不尽な負荷を与え続けているのです。

まるで腕立て伏せをしながら腹筋をしろ!と言っているようです。

ところが、理系で天文クラブか郷土研究部に所属していた社長は、 今の社員をいかに動かせば効率がアップするかを必死に考えます。

だから、文系で体育会系の部活をやっていた社長たちは、 いくら頑張っても脳ミソが働かないから時間のムダです。

私の今までのデータの統計上、ほぼ完璧です。

1つのコップに水が入る量は決まっています。 一杯のコップに水を注いでも溢れるだけです。

半分に減らして新しい水を注げば結果は2倍となります。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━