我が家の食卓にゴーヤが出たので「どん兵衛を食うから」と私が逃げたら、 下の娘が「明後日、死ぬ!」と叫んだ@明後日ではちょっと辛い杉山です。
ちなみに、明後日というのが妙にリアルっぽいので嫌々ながら食いました。
ですから、小さなゴーヤを口に入れると飲み込むのに1分も掛かりました。
さぁ、そんなこれが私の健康に効果がなかったら腹が立って気が狂いそう ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■彼女は、両手を広げると笑顔で走り寄って来た。
それは、体長が数mもあるマンタのようだった。 走った。私は、捕まらないように必死に逃げた。
■なにをするにも目立つがゆえに幼い頃から叩かれまくった1人の女。
花岡美和。言葉を愛す42歳。今回の【砂金の人々】の取材先です。 彼女こそ、言葉をこよなく愛し文字に魂を込めるライターなのです。
■いますでしょ。いつも「てにをは」だけに、
執拗なまでにこだわる安っぽいライターが。 そんな連中とは完璧にデキが違う女性です。
■でも、彼女は文章を書く勉強なんて一切、やっていなかったのです。
それを聴いた私は、びっくらこきました。彼女は天才なのだろうか。 いや、変態でした。幼い頃から波乱万丈な人生を歩んで来たのです。
■それが肥やし隣いや、となり、
自らの感性を構築したのです。 学んで身に付くものじゃなく、
■実生活で磨き上げられました。今日までに3人の男たちと暮らしました。
最初の男は、コンビニ強盗を犯したので彼女まで事情聴取を受けました。 彼女は「私がヘボかったから、ヘボい男と暮らしたのよ」と言いました。
■原因は、我にあったのです。絶対に、
想像がつかないことは起こり得ない。 自分が想った姿が今に現れるのです。
■思いのほか、いい感じにまとまってきたそんな気がする。
人生の脚本は自らが知らず知らずのうちに書いています。 そう、自らが描いた道程に足を乗せればそれでOKです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
この期に及んで顔写真を載せることを必死に拒み続けた陰のある1人の女。
彼女とは、今から2年以上も前に電話で話したのが最初です。 長野県の諏訪市にも電話が繋がっていることが不思議でした。
そして、ライティングだけで食って行けるこいつは立派です。
文章がモーレツに上手いです!
下手なダジャレや韻を踏む安っぽい手法など1cmも使いません。 ましてや、ゴミがこだわる「てにをは」などもどこ吹く風です。
幼い頃からの実体験と持って生れた洞察力が彼女を導くのです。
ここまで褒めまくってなにも見せないのもなんですので、 彼女がHTML新聞に掲載している文章をお見せします。
元ホステス・カトリーヌ美和の「そんなオトコは逝っておしまいっ!」 ───────────────────
御名刺代わりに受け取って。「甘い塩」には溺れたいけど「人口甘味料」 な男なら逝っておしまいっ!千年先まで上から目線のカトリーヌ美和よ。 その男は一見強面だけど眼鏡の奥の瞳がナイーブそうで、だからわたく しは訊いてみたの。「好きな女にはものすごく優しいでしょ?」彼は言 ったわ。「あぁ。欲しい物は何でも買ってやる」……広辞苑の「自己満 足」の項目に付箋を貼ってプレゼントしようかしら。NYのマクドナル ドなら間違いなく「ネークスト!(next)」で冷たくあしらわれるわよ。 それはね坊や、「優しさ」じゃなくて「易しさ」よ。貨幣価値を過信す るイージーな男なんて『世界ウルルン滞在記』でアフリカ奥地にでも行 って狩猟生活してらっしゃい。お餞別に女優・乙羽信子の言葉を贈るわ。 「好かない男が山ほどの砂糖を運んできても好いた男の塩のほうが甘い」 お分かり?坊や。“優しさ3分の1カット”の人口甘味料など、いくら 甘くてもさらにお断りよ。NYのマクドナルドじゃなくてもネークスト!
って感じぃ。そこらの「てにをは」ライターが燃えないゴミに思えます。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━