砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1376滴:21歳の一念発起~留年へのカウントダウン

ホッチキスの針が1本もなくなったので新しい針をカパッとはめたものの、 綴じる対象がなかったのでそのまま放置した@我慢できなかった杉山です。

ちなみに、新しい針をカパッとはめても本体は完全には収まっていません。

ですから、針をはめたらすぐになにかをカシャッと綴じなければ危険です。

さぁ、そんな耐え切れず本体の背中を押すと1本の針をムダに終わらせた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■教育コンサルタント@名城大学OBの杉山です。今日は、

受験生をもつ悩める親御さんたちのためにお届けします。 子どもの顔を見るたび「勉強しろ」と言っていませんか。

■それではNGです。たしかに、勉強をすること「も」大切ですが、

いくら偏差値の高い大学に入っても、それが幸せとは限りません。 勉強ができても箸にも棒にも掛からん奴は腐るほどいるものです。

■その西日本代表です。幼い頃から100点しか取ったことのない男。

村田佑介。ピチピチの21歳。今回の【砂金の人々】の取材先です。 現在、京都大学経済学部の3回生くらいで大いに単位が足りません。

■そうです!このままだと確実に留年しちゃいそうな雰囲気です。

でも、平気です。そのために奴は、今から学費を稼いでいます。 小さい頃はこんな子じゃなかったのに…と両親は泣いています。

■奴は、全国でも京大へ最も多く送り込む私立中学へ入りました。

そんな悪しき環境のために京大を目指すことが当たり前でした。 自分の意志ではないと思いながらも勉強をするeverydayでした。

■そして、京大へ入った今「なにかが違う」と思ったのです。

だって、周りは全員、京大生だもん。自分の舞台ではない。 するとユースケ村田はエレキギターをなで肩に掛けました。

■Hey everybody、ノッテるかい!ユースケはバンドに明け暮れました。

そう、very busyなので大学へは1年間に30日しかgoしていません。 その結果、Goddam!(チクショー!)留年しそうなんだよsweet baby!

■自業自得だ。でも、ユースケは先輩たちとは違う生き方を目指します。

京大から一流銀行やだれでも知っている上場企業へなどうんざりです。 そんな枠にはまった生き方なんて絶対に嫌だ。この手で起業してやる。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

とは言いながら「リクルートっていい会社ですよねぇ」と平気で言う男。

まぁ、なんだかんだいっても若干、21歳だし、可愛い奴です。

私がユースケに「東大を受けていたら受かったか?」と訊くと、 奴は「まぁ、受かったでしょうねぇ」とのべぇ~と言いました。

大体、京都に住む人間は、のべぇ~と喋るからイライラします。 でも、それが奴らの手です。じらしながら相手を追い込みます。

なんの作戦やねん、それ。

ここで1つ誤解のないように言っておきますが、 実は、私も京大程度なら確実に受かったのです。

ただ、それをしちゃうと欠点がなくなっちゃうでしょ。僕。 恐ろしいほどにパーフェクティビティな二枚目になるので、

断腸の思いで名古屋市にある名城大学に入ってやりました。 でも、大いなる誤算は、地下鉄鶴舞線の降りる駅名でした。

だって、塩釜口だよ。かっこ悪いじゃん。

ここで耳よりなお知らせです。ユースケは、彼女いない歴1年4ヶ月です。 この際、だれでもOKなのでボランティア精神旺盛な方を募集いたします。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━