砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1378滴:いかに平凡に耐えられるか

安くて美味しいランチを食おうと無料宅配誌の『咲楽』をめくっていたら、 それらしい洋食屋さんを見つけた@洋食屋には「さん」をつける杉山です。

ちなみに、岐阜市内では『咲楽』と『ぷらざ』が無料で配布されています。

ですから、そのお店の定休日を確認したら「不定休」と書いてありました。

さぁ、そんな行ったら休みの可能性がある店など載せるな!と腹が立った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■私が小学生の頃に東京のおばあちゃんが岐阜までやって来て、

「弘道、山がある!山の付け根を見てみたい」と言いました。 「うん、分かった!」と僕が言うと近くの山まで行きました。

■まぁ、東京と言っても足立区だけど。すると、

おばあちゃんは「ここか…」と漏らしました。 理想を描いても現実などそんな程度なのです。

■それがエベレストでも近くに寄れば単なる地ベタです。

地中海を間近で見ても塩水しか目の前にはありません。 ベンツを手に入れても運転する自分の姿は見えません。

■理想を描いて目標を高く掲げても、

手に入れた現実などその程度です。 手にしてはじめて分かる現実です。

■だから、私には欲しいものもなければ、

会いたい人も1人もいません。だって、 会ったところでそこらのおっさんです。

■そう、隣の内田のおばちゃんと1cmも変わらないんです。

それが火星人だったらお金を払ってでも会いたいですよ。 理想に映る経営者でも近くで見ると単なるおっさんです。

■大切なことは、いかに平凡に耐えられるかってことです。

エベレストでも地ベタ。地中海でも塩水。ベンツでも箱。 理想のものでも近くで見ると平凡にしか目に映りません。

■目の前の現実は平凡の連続なのです。

それを分かっていない愚かな連中が、 理想に近づいたときに首を傾げます。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

渋谷で働くなんちゃらかんちゃらの社長とか、 立派そうに目に映る社長がたくさんいますが、

近くに寄れば口臭が強い単なるおっさんです。

私の口臭の方がピュアです。だって、 歯医者で歯石を取ったばっかだから。

う~ん、歯の裏を舌で触るとスカスカ~♪

遠くに見える特別は、近くに備わる平凡の延長線上です。 この世の中に特別なものなど絶対にありっこないのです。

理想を描いて目標を高く掲げてもまったく構いませんが、 それを手にしてはじめて遭遇した現実は平凡の連続です。

本当の幸せは、いかに平凡に耐えられるかってことです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━