最新鋭の設備が整った歯医者に行って「歯石を取って下さい」と言ったら、 いろんな検査をしてもらった@生まれて初めて見積書でビビッた杉山です。
ちなみに、今までに入れた金属の詰め物などを治療し直すという提案です。
ですから、目の前に出された見積書の金額を確認したら360万円でした。
さぁ、そんな「当医院はリーズナブルです」と言った時点で高いと思った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■日本地図を広げて佐賀県をちゃんと指せるでしょうか。
きっと山口県より東に住んでいる人たちは指せません。 その中に鳥栖市という人口6万人ほどの町があります。
■ちなみに、鳥栖は「とす」と読むので、
カラスとかイカとか呼ばないで下さい。 鳥栖市民にも少しは人権があるのです。
■その閑散とした鳥栖市の中で超優良企業を切り盛りする女。
古川栄。57歳。♀。今回の【砂金の人々】の取材先です。 彼女は、20年以上も繁栄する明太子会社の社長なのです。
■でも、決して好きでやっている訳ではありません。
先代でもある彼女の夫の意志を引き継いだのです。 今から8年前に逝ってしまった愛する夫の意志を。
■彼女のお子さんは、見事に3人すべて女です。
まぁ、お子さんと呼べるほどでもないですが、 物理的にも生理的にも戸籍上も女系家族です。
■だから、この8年もの間は目に見えない不安と戦ってきました。
それに「明太子と言えば博多」という非常識が蔓延しています。 周りからも「博多に本店を移せば?」という意見もありました。
■ざけんじゃないわよ!軽い頭にぶっ放すわよ!
彼女は、振り向きざまにそう言い放ちました。 それは、先代とのある約束があったからです。
■「どんなことがあっても鳥栖の明太子だと胸を張ればいい」という、
8年前に逝った先代の「博多には一歩も譲らない」強い信念でした。 彼女は今、新たな目標に照準を合わせて弾倉に弾丸を込めています。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
冗談ではなく今までに2~3人は撃っていそうな雰囲気をかもし出す女。
なんにもないどころか、ちょっと前まではイタチが出た町です。 鳥栖は。酸素もこれだけ大量にあると若干、息苦しくなります。
思うに、博多の明太子って辛いだけだよね。 あれでは食料品としての価値は0に等しい。
まぁ、今までに博多のは一口も食ったことないけど。 でも、中島誠之助の鑑定と同じです。見れば分かる。
車で30分で到着する博多に迎合もへつらうこともなく、 ただひたすらに先代の意志を踏襲しようと励んでいます。
とっても美しいじゃないですか。
なお、博多で明太子関係のご商売をなさっている方々へ。 これはあくまでもネタですが100%そう思っています。
だって、怖い栄ちゃんを裏切ると頭にぶっ放されるから。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━