8日に行われた甲子園の第4試合で市岐商の応援席がテレビに映ったとき、 上の娘が「あ、プーミンだよ!」と叫んだ@芸能人か?と思った杉山です。
ちなみに、クマのプーさんとムーミンに激似の男子生徒のことらしいです。
ですから、どっちにしても顔にメリハリがないことには変わりありません。
さぁ、そんな決勝まで進んだら甲子園の応援席でプーミン君と応援したい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■私の友人が「毎朝、息子が空手の道場に通ってる」と、
目を細めながらモーレツに嬉しそうに言っていました。 それを聞いた私は、非常に危険な状態だと思いました。
■万が一、その子が「空手の道に進みたい」と言ったら、
その子の人生はきっと悲惨なものとなってしまいます。 だって、いくら頑張っても空手では食っていけません。
■今、北京オリンピックで戦っている超一流選手たちの中で、
この先、安泰に暮らしていける選手などほとんどいません。 東大に入るより何十倍も難しいことを成し遂げた人なのに。
■まぁ、野球やサッカーなどでは「超」がつけば食ってはいけますが、
せいぜい35歳までです。それ以降の50年は貯金の取り崩しです。 でも、派手な暮らしに慣れてしまった元選手は5年で食い潰します。
■すっげぇミジメだと思いますよ。
天井の生活をしていた人たちは、 普通の生活にはもう戻れません。
■必死で頑張った結果、柔道で金メダルを取っても、
柔道整復師を取得して接骨院しか開業できません。 食えないからK-1やプライドに参戦するんです。
■100%「好き」だけでは食っていけないのです。
趣味で部活とかスポーツを楽しむならOKですが、 その道に進みたくなるほど頑張らせてはNGです。
■職業の選択肢は、死ぬまで続けられるかどうかなのです。
年金、当てにならないでしょ。80歳まで生きるでしょ。 我が子が可愛けりゃ頑張らないように杭を打つことです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
こー言ってはなんですが、中国や北朝鮮の方がまだマシだと思います。 金メダルを取ると国家レベルで最上級の扱いを受けて一生、安泰です。
それくらいの価値は当然、あると思うのですが、 「お金は二の次」という日本の美学があります。
世界で一番になった人間の待遇がそれだから、 スポーツ全体の底上げもできっこありません。
国体で3位になったとか、東海大会で優勝したとか、 そのような中途半端なレベルの連中が一番厄介です。
もっと練習をすれば、さらに強くなれると勘違いをして、 十中八九「この道しかない」と足を踏み出そうとします。
この悪しき選択の段階で人生の半分を失ったも同然です。
100%親の責任ですけどね。親ができなかったことは、 子もできません。死ぬまで続けられるかどうかなんです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━