サスペンスドラマの中で自分を疑っている相手を最後に追い詰めた犯人が、 訊かれてもいないのにすべてを打ち明ける場面が確実に嘘臭い@杉山です。
ちなみに、ナイフを片手にペラペラと喋る場面にリアリティを感じません。
ですから、どうして最後は人の気配がない岸壁の上に2人なのでしょうか。
さぁ、そんな私が犯人だったら生まれたときの体重まで延々と喋ると思う ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■金メダルを取った選手の今後が話題となっているようです。
世界最強のまま引退を示唆する人もいるようです。しかし、 私に言わせれば、だったら最初からやるなよな!って感じ。
■まぁ、それぞれの考え方はあるでしょうが、
勝ち逃げは姑息でみっともないと思います。 最後まで負けないままやめる奴は卑怯です。
■最後はボロボロになるまで打ちのめされて、
あとはコイツに託せると確信してはじめて、 引退することが許されるものだと思います。
■世間が「まだやれる」と思っているうちは、
なにがあってもやめてはいけない宿命です。 それが嫌ならば最初からやらないことです。
■それらを踏まえて小さな会社に置き換えますと、
両肩をマットにつけてフォールされてんじゃん! という団塊の世代の社長がまだ現役のままです。
■能力はないけど根性だけは豊富にあるために、
三角締めで〆られても「参った」をしません。 泡を噴いて失神しても現役を続行しています。
■これはこれでみっともないお話ですが、この手の連中は本当に多いです。
せっかく立派な後継者が育ったというのに「俺がいないと始まらん」と、 いつまでも社長の椅子にしがみついている姿はフジツボと変わりません。
■最強のまま幕を閉じる人間もみっともないですが、
消費期限が切れた老害がいつまでも存在するのも、 醜いです。引き際でその人の器が分かるものです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
次へバトンタッチしてはじめて幕を閉じれます。 バトンを持ったまま終わるのは業務上横領です。
バトンを返しなさい!
だから、トップに君臨したまま終わったり、 世間が「まだやれる」と思っているうちは、
なにがあろうともやめることができません。
ところが一方、内股をかけられて1本負けしたのに、 「よし来~い!」と畳の上で叫んでいる奴もいます。
あなたの周りにも4~5人はいるはずです。
「もう街頭テレビの時代は終わったのよ…」 「あれは力道山じゃなくてヒョードルよ…」
と言ってあげましょう。それでも気づかないと思うけど。
全盛期なんてだれでもイキイキとして目に映るものです。 その人の本当の器の大きさは引き際を見れば分かります。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━