砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1492滴:よどんだお客をかき混ぜろ!

アスクルの秋・冬号が届いたので「もうそんな時期か」と頁をめくったら、 クリアホルダーに目が留まった@思わず「バカ野郎!」と叫んだ杉山です。

ちなみに、春・夏号では1枚につき5.98円なのに秋・冬号では8.74円です。

ですから、民意を踏みにじって約3円近くも一方的に値上げをされました。

さぁ、そんな9月30日までは春・夏号の価格なので2年分ほど仕入れる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■売上げも順調、社員も定着、顧客数も一定。なのに、

喉の奥に魚の骨が刺さったような感じがしませんか? それは、おそらく喉の奥に魚の骨が刺さったのです。

■申し訳ありません。軽い冗談です。

全部がそこそこ順調だというのに、 そんな違和感を覚えたその理由は、

■お客さんがよどんでいるからです。

それは、まるでグラスの底の方に 沈殿したココアの粉末のようです。

■よく社員を活性化させるとか入れ替えるとか言いますが、

お客さんの新陳代謝を促進する会社はそうはありません。 特に地元を中心とするエリア商売の会社はほとんどです。

■ちょっと血管が詰まってんじゃん!と思いませんか。

底の方に昔ながらのお客さんが沈殿しているのなら、 東京や大阪の新しいお客さんでかき混ぜるべきです。

■今のところは岐阜の柳ヶ瀬商店街のお客さんだけで食ってはいけても、

地元の人間ならみんなご存知のとおり半分以上は確実に死んでいます。 リアル店舗の商売でもネットで全国レベルの人間と触れ合うべきです。

■自分に都合のいい常連客だけでは、

100%血管が詰まって倒れます。 鬱陶しいお客さんを呼ぶことです。

■今のお客さんだけで食っていけると言う社長は、

今のお客さんの生年月日をまったく知りません。 見れば分かりますが、あと10年も持ちません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

社員の新陳代謝を促すために入れ替えをしたりしますが、 その前に底に沈んでいるお客さんをかき混ぜるべきです。

まだ水分があるうちはいいですが、 底にこびりついたココアの粉末は、

乾燥すると取れないので厄介です。

でも、そんなココアの粉末のような常連客がいませんか? 奴らは「俺は上得意や」と自覚しているのでウザイです。

今日から常連客のことを「ココア1」とか「粉末2」とか呼びましょう。

「私は、地元に育てられたので地元の人々に貢献したい!」 心から素晴らしい考えだと思いますが、みんな死にます。

ましてや、地方の人間はミーハーだから都会へ上ります。 ますます柳ヶ瀬商店街の通行人がまばらになるはずです。

凝血する前に外から新しい血を入れてかき混ぜましょう!

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━