砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1500滴:さぁ、出店するぞ!インドの牛肉店

いつも悩むことの1つに「6時~9時」と書くのか「6時~9時まで」と 書くことが正しいのか真剣に悩む@独特の美的感覚を持っている杉山です。

ちなみに、夕方の5時は17時と書くよりも午後5時と書く方が好きです。

ですから、「~」は「から」の他にも「まで」をも意味するのでしょうか。

さぁ、そんなYahoo!の知恵袋でさえも私の悩みに明確に答えてはくれない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■多くの社長は、思うように売上げが伸びないと、

新たな商品や今までにないサービスを考えます。 そのほとんどがスキマを狙ったものばかりです。

■ところが、その99%以上がスキマでもなんでもないのです。

単に奇をてらっただけのものです。スキマはまだありますが、 とっても手間が掛かるもので楽ができるものではありません。

■ライバルが少ない方へと、もっと言えば、

ライバルが1人もいない方へと考えます。 それを社長たちはスキマと呼んでいます。

■エチオピアでビーサンは売れますが、

おそらく革靴は売れないと思います。 需要がないからお店がないだけです。

■極端な話、インドで牛肉は絶対に売れません。

人口の80%以上をヒンズー教徒が占めます。 彼らは牛肉を食べることが許されないのです。

■あっちのマクドナルドでは「牛肉100%」じゃなくて、

「牛とその関連製品は販売しておりません」が絶対です。 そりゃライバルの牛肉店など1つもあるはずがないです。

■まぁ、牛を食うと処刑される地域もあるくらいだから。

でも、インドで牛肉を売ろうとする社長が結構、多い。 そんなとってもデンジャラスなスキマを考えています。

■そこら中に手ごわいライバルが存在するということは、

それだけ需要もあるし処刑もされないという証拠です。 生命は尊いものだから日本の中で勝負をしましょうよ。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

当然、インドの牛肉店というのは1つの例えに過ぎません。 こうやって言っておかないと真剣に勘違いする人がいます。

でも、ライバルがいない業界や仕事というのは、 インドで牛肉を売るのときっと同じレベルです。

現代は水素で車が走る時代だから。 江戸時代や幕末じゃないんだから。

スキマとは、新たな事業や産業ではありません。 そこまで手間を掛けられるかどうかの作業です。

だからこそ、大量ロットで勝負する大手が参入してこないのです。 そんな手間が掛かることに手を出せないと思われるかどうかです。

この2日間、1時間以上も歩いたので全身がだるいです。 なので、今日はこの辺で失礼して免許の更新に一滴増す。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━