砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1515滴:茹でガエル以下の人々

気のせいだとは思うのの44歳を過ぎてから急に「書」とか「僕」という 画数の多い漢字の横線が数えられなくなった@■にしか見えない杉山です。

ちなみに、横線が見難いことは今までにもありましたが縦線も見難いです。

ですから、「PHILLY」なら大丈夫ですが「Philly」だとiとlが合体します。

さぁ、そんなPCに向かって顔を横にしたり斜めにして線を分離している ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■最近、クリーニング店向けの仕事もしているのですが、

そこでいろんなことを考えさせられます。あまりにも 幸せな人たちが多くて。当然、イヤミで言っています。

■原油の高騰で最も痛手を被ったのが、

クリーニング店です。溶剤をはじめ、 仕事に関するすべてが高騰しました。

■それにクールビズとか変な英語を使って、

全国レベルでスーツも着なくなりました。 つまり、このままでは商売は終わります。

■ただでさえも苦しい台所事情なのに、

それすら維持できない今の状況です。 と、当の本人たちは申しております。

■このままだと2~3年後には確実に沈んでしまうというのに、

タイタニックの甲板の上でボーっとしたままなにもしません。 現状を理解していないんじゃなくてすべてを周知しています。

■よく講演などで茹でガエルの話を嫌ってほど聴きます。

そう、鍋の中の水の温度を徐々に上げても、カエルは それに気づかず茹ってしまう強烈に恐ろしい物語です。

■しかし、カエルはそれに気づいていないんです。

クリーニング店の店主はそれに気づいています。 なのに、どういう訳か鍋から出ようとしません。

■それって両生類以下じゃないですか。

手を打たなきゃ確実に沈むんですよ。 食えるうちに本気で考えることです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

なにもクリーニング店だけではありません。 私をはじめ、すべての人に言えることです。

だから今、食えるうちに考えることです。 食えなくなる日はあっと言う間に来ます。

春の雪崩の如く。

訳の分からない小難しい経営計画を立てる暇があるのなら、 明日、食う米を確保することです。商売の原則は簡単です。

まだ食えるうちに食えなくならないようにすることです。 どんな業種でも今のままでは100%食えなくなります。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━