砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1517滴:夢の偽装

自民党総裁の重厚な革張りの椅子は一体いくらだろうか?と考えていたら、 急に熱いココアが飲みたくなった@冷蔵庫の扉を開けたら驚いた杉山です。

ちなみに、1cmの牛乳でもお腹を壊しますがココアに入れるのはOKです。

ですから、冷蔵庫を開けると紙パックの開封した方が内に向いていました。

さぁ、そんな万が一、こぼれてもいいように開封した方は外に向けるべき ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■彼は、飲食店のFCチェーンを作るのが幼い頃からの夢でした。

兵庫県のど田舎の村で生まれ育ち「社長になる!」と宣言して、 そこら中に怖い人ばっか溢れている東京へ1人、向かいました。

■中学の頃に父親を亡くし、母1人子1人の

どう見ても裕福とは言えない暮らしでした。 母親を楽にさせたい一心で努力をしました。

■歳月は流れ、それから6年が経ち25歳となりました。

今、彼は東京でアルバイトをして生計を立てています。 東京に来ればだれもが社長になれると思っていました。

■考えが、森永のココアよりも甘かった。

しかし、ど田舎の母親が心配するので、 電話では「社長だよ」と言っています。

■GT-Rの運転席に座っている3枚の写真も郵便で送りました。

しかし、それは友人の車です。そんな偽装を繰り返しています。 彼は「今さらアルバイトで暮らしているとは言えませんよ」と。

■毎月、少しだけど母親に仕送りをしています。

そのため工事現場と夜の商売のかけもちです。 疲れてアパートに帰ると爆睡してしまいます。

■彼には自分の夢を達成するための時間がありません。

自分で自分の首を〆ていると分かってはいるのに…。 先日、彼は「一体どうしたら…」と私に訊ねました。

■そんなこと私に訊かれても知らんがね。1つ言えることは、

夢の偽装は苦しいだけだし、時間をイタズラに費やします。 全部さらけ出して兵庫県のど田舎に帰るように言いました。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

大都会で達成できるものは、ど田舎でも達成できるし、 ど田舎で達成できないものは大都会でも達成しません。

いい大人にもなって、そんなことも理解できないようでは、 FCチェーンどころかサッカーのFC岐阜にも入れません。

私は、今でも山手線に乗ると臨戦態勢に入ります。 いつどこから都会人が襲ってくるとも限りません。

単なる嘘ならまだいいですが、 偽装をすると後に引けません。

自分を覆い隠すために偽装を繰り返しても辛いだけです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━