砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1525滴:但し書が多い商売は胡散臭い

夕刻の寒さに耐えられずタンスの奥から冬物のパジャマを出そうとしたら、 あまりにボロボロだったので4月に処分したことを思い出した@杉山です。

ちなみに、夏物も捨てたので新しい冬物を赤のれんまで買いに行きました。

ですから、私の場合、パジャマは絶対に前ボタンのものと決まっています。

さぁ、そんなジャージのようにかぶるパジャマは外出着として扱っている ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■最初に成功しない確率を告げる仕事は嫌いです。

医者でも弁護士でもそうですが非常に辛いです。 それが例え低い確率でも成功率を告げたいです。

■「20%の低い成功率です」と言うのと、

「80%は保障できません」と言うのは、 わずかでも20%の方が希望が見えます。

■しかしそれは、医者とか弁護士などという

小難しい商売に限ったものでもありません。 例えばダイエット商品の販売でも同じです。

■「この通りにやれば絶対に痩せます!」という表現と、

「この商材に従ってやらないとデブのままです!」と、 一体、あなたはどっちを選ぶのでしょうか。ある意味、

■後者の方がとっても刺激的です。しかし、

但し書が多い商売ほど胡散臭いものです。 あ、但し書は「ただしがき」と読みます。

■「○○です。但し、△△はこの限りにありません」というやつです。

多いですよね。これは、最初に失敗率を言うのとまったく同じです。 それに「この限りにありません」とは、表か裏かどっちでしょうか。

■「これって美味しくなくない?」と同じような言い回しです。

いい大人がこんな腰の引けた胡散臭い表現をしてはNGです。 但し書とか注釈は、言い訳のオンパレードとしか思えません。

■例えそれが、地ベタを這うように低くてもOKだから、

最初に成功率だけを告げるやり方が好きです。だから、 但し書の塊の六法全書みたいな商売だけはゴメンです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

なにかをダウンロードするときに[同意します]のボタンを押しますが、 あんな蟻が這っているような細かい約款の文字など読む訳がありません。

読まれない前提で掲載された約款に憤りを感じるのは私だけでしょうか。

以前、絶対に1つでも誤字脱字を探して会社へ通知してやると思って、 損保会社の小難しい約款を読んだことがありますが、途中で寝ました。

目がショボショボして次の段落に行くときに、 よく2行くらい飛ばして読んでしまいました。

あの失った貴重な時間を取り戻したい私です。

今日は超ご多忙なのでこのへんで終わりたいと思います。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━