見るからにあっち系の若頭っぽいK社長が「杉山さん、嘘はあかんで」と、 目をパチパチさせながら30cmくらいまで迫って来た@ビビッた杉山です。
ちなみに、名前のKは「加藤」でも「片桐」でも「亀山」でもありません。
ですから、鹿○社長は「嘘をつくとある行動をするんや」とすごみました。
さぁ、そんな人差し指と中指でケータイを寿司のように握っているらしい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■売上げ=集客×単価×リピート回数。
これが俗に言われる商売の鉄則です。 でも、これじゃなくてもいいんです。
■例えば、リピート回数を上げさせたり維持させるためには、
従業員教育やサービスの向上をし続けなければなりません。 口では簡単に言えますが、非常にコストが掛かるものです。
■そこで、それを一切、切り捨てましょう!と私が提案しました。
中途半端な規模で中途半端な味の料理を出す旅館がありました。 集客と単価はなんとかなりましたが、問題はリピート率でした。
■「もう二度と来ないサービスに徹しよう!」という、
画期的なスローガンを掲げました。いいですねぇ~♪ 広告宣伝にのみ費用を掛けるとそれ以外は節約です。
■雑誌やテレビや新聞などに宣伝をしまくったら、
面白いように全国からお客さんが集まりました。 それまでは地元のお年寄りしか来ませんでした。
■そこで徹底させたのは、すべてに中途半端ということです。
手を抜き過ぎて粗悪なイメージを与えると風評が立ちます。 でも、サービスも料理も中途半端だと風評すら立ちません。
■私の計算では、ターゲットを全国に広げると、
あと20年はこのやり方だけで生き残れます。 ただ、私はそろばん4級なのでいい加減です。
■いいか悪いかは別にして、お客さんを満足させてリピート率を上げるより、
広告宣伝費に力を入れてあとはテキトーにやった方が安い場合もあります。 私が言いたいのは、世間の安い商売の鉄則に惑わされるなということです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
どんな商売でも、全国をターゲットにすると20年はもちます。 でも、そのあとは一体どうするの?と思うでしょ。大丈夫です。
20年もすれば、確実にお金を払う層が根こそぎ変わります。 今の高校生が温泉に浸かるためにお金を払うようになります。
だから、悪い評判が立たないように、サービスにお金を掛けないように、 中途半端に徹することです。しかし、やってみると分かると思いますが、
中途半端に徹することは非常に難しいです。 良か悪かどっちかになってしまうはずです。
それではいけません。偏差値48レベルが最高です。
いろいろと言いましたが、私はそろばん4級なので、 計算は苦手です。思うに4級自体が中途半端だけど。
答えは1つですが、商売のやり方なら腐るほどあります。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━