砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1570滴:能力のバリアフリーは破滅の原因

青春時代の淡い想い出に浸りたくて資生堂のCMをYou Tubeで観ていたら、 胸に熱いものが込み上げて「戻りたい」と思った@80年代命の杉山です。

ちなみに、お気に入りのCMを1つにまとめて何十回もリピートしました。

ですから、中でも「時間よ止まれ」と「A面で恋をして」では泣きました。

さぁ、そんな当時はブラバスの草刈正雄に似ているとみんなに言っていた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■そこに人間が集まると組織ができて、

組織ができるとルールが生まれます。 それを世間では会社と呼んでいます。

■月曜日の朝から思ったよりもビジネスチックでご満悦♪

では、どうして組織が上手く機能しないのでしょうか。 立派なおっさん連中が必死こいてルールを作ったのに。

■そう、そのルールが間違っていたからです。

要は、いい組織を作ろうと思えば思うほど、 やってはいけないことをやってしまいます。

■それは何か?最近、自問自答系にはまっています。

だって、どこのどいつも相手にしてくれないから。 レベルの低い社員を基準にルールを作ることです。

■私のお話は、あっちこっちに飛びまくりますので、

修飾・被修飾語の関係を自分なりに捉えて下さい。 オリエンテーリングの感覚で読むと丁度いいです。

■例えば、社員数が30人の貿易会社があったとします。

27人は英語がペラペラですが、経理課の3人だけは、 関西弁と名古屋弁と東北弁しか話すことができません。

■ぐちゃぐちゃやん。すると、そのローカル3人組のためだけに、

日本語に翻訳したマニュアルを設けようと幹部連中は考えます。 だから、底辺を基準とした会社のルールを一生懸命に作ります。

■その結果、会社の偏差値があっと言う間に50を切ってしまうのです。

10個の新鮮なリンゴの中に1個の腐ったのを入れると全部パーです。 基本的に能力のバリアフリーだけはなにがあってもやらないことです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

ならば、ローカル3人組はどうすればいいのでしょうか? 切ればいい。組織について来れないレベルは切ればいい。

名古屋弁しか話せなくてもいいと言ってくれる会社は、 探せばいくらでもあります。そこに行けばいいんです。

でも、どういう訳か、お人よしの幹部連中は、 バリアフリーの組織を理想郷と考えています。

それは今、食っていけるからです。余裕があるからです。 見ていてご覧。苦しくなったら問答無用に切り出すから。

その会社のレベルを維持することが大切な使命なのです。

使命と打つのに指名、氏名、市名と3つも前に出ました。 いかに使命という言葉を使っていないかが理解できます。

スマイル40がなくなったので目薬を買いに行きますが、 ここは気分を変えてサンテ40にしようと思っています。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━