砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1579滴:どこまでいっても親子鷹

高校時代に全学年で一泊の合宿に行ったその夜に1年2組の代表に選ばれ、 大勢の前で指揮者をやらされて恥を掻いた@今でもその夢を見る杉山です。

ちなみに、その曲目は『今日の日はさようなら』だったような気がします。

ですから、私の指揮が1小節ほど先に進んでいたのでグチャグチャでした。

さぁ、そんな「大体それって指揮者がいる曲か!」と夢の中でうなされる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■息子「俺は親父とはまったく違う」

親父「少しは俺の言うことを聞け」 小さな会社の社長とその息子です。

■お互いに「まったく似ていない」と言い張りますが、

私から見ると毛穴の数&カタチまで同じに見えます。 でも、実際に数えたり顕微鏡をのぞいてはいません。

■優性遺伝とは、優れた性質を受け継ぐという意味ではなくて、

次世代でより表現されやすい部分を引き継ぐという意味です。 物理の最高点は14点でしたが生物の最高点は72点でした。

■親父のいい部分が、悪い部分が似るんじゃなく、

強い部分が次世代の息子に現れただけなんです。 要は、それ自体にいいも悪いも関係ありません。

■おっとりした性格も、

すぐに怒鳴る性質も、 引き継いだだけです。

■だから、それがいいか悪いかの問題ではなく、

それが1つ前の先祖の強い部分だったのです。 優性や劣性の問題ではなく強かっただけです。

■よって、先代社長と2代目社長を見比べると、

芋の食い方から愚痴の言い方まで瓜二つです。 だから、いいも悪いも合わせて強い部分です。

■では、なぜ親父は会社を大きくすることができたのに、

息子はできなかったのでしょうか。それは、時代です。 100%、いい時代に始めたかどうかだけの違いです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

優れた部分を受け継ぐんじゃなくて、 一代前の強い部分を引き継ぐのです。

子孫繁栄の摂理です。

とっても難しい漢字と言葉を繋ぎ合わせましたが、 自分でも意味が分からないもののそれっぽいです。

ここで、私がもっといいことをおっしゃいましょう。

DNAレベルの問題だけではなく組織でも同じです。 血の繋がっていない社長と部下でも似てくるのです。

それは、社長の優れた部分を社員が受け継ぐのではなく、 社長のいいも悪いも合わせた強い部分を引き継ぐのです。

調子に乗ってきたのでもう少し書こうかと思いましたが、 セイコーの針が9時50分を過ぎましたので終わります。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━