プロゴルファーの石川遼君が史上最年少で獲得賞金1億円を突破したので、 上の娘に「同い年だから狙え」と言った@予想外の返事に凹んだ杉山です。
ちなみに、スポンサーの契約料などを含めると5億円近くになるそうです。
ですから、平然と「高2で1億円は立派だけどパパは?」と訊かれました。
さぁ、そんな遼君との共通点をサイトで探したら誕生日が1日違いだった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■この不景気を喜んでいる奴がいます。
それは、小さな会社の営業マンです。 成績が↓っても叱られないからです。
■「山田君、この営業成績はどーいうことだね?」と社長。
「必死にやっているんですが、この不景気で…」と山田。 「そうかぁ。。そうだよなぁ」と変に社長は納得します。
■しかし、先日も薬品販売会社の社長に言ってやりましたが、
単月で1000万円のノルマがある営業マンなら別ですが、 それが薬局相手に300万円程度ならなんとでもなります。
■既存客である薬局が買い渋ったところで、
新しい薬局を3件も増やせば事足ります。 それに薬局は不景気とは関係ありません。
■関係あるのは、金融と外為に関わっている連中だけです。
安良田町の和菓子屋とサブプライムローンとは無縁です。 それなのに和菓子屋は「不景気だねぇ」と嘆いています。
■薬局も和菓子屋も店主が株に手を出していない限り、
不景気なはずがありません。でも、それを耳にした 営業マンは「そうだ、不景気だ」とほくそ笑みます。
■営業マンは、朝~晩まで不可抗力を探す生き物です。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノルマを達成しなくても自分の責任ではないという 不可抗力の、正当防衛の要因を必死に探しています。
■世界レベルの不景気、大きく言えば金融恐慌。最適じゃないですか。
しかし、薬局と和菓子屋にはどう考えても関係あるとは思えません。 それにノルマが数百万円ですよ。新規を3件も増やせば事足ります。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
一月に100万円程度しか売上げがない和菓子屋の店主が、 日経新聞を広げながら「不景気だねぇ…」と嘆いています。
それが1000万円なら多少は影響するかも知れませんが、 たったの100万円で「なにが不景気じゃ!」と思います。
お前の不景気は「不ケーキ」で、ケーキが不味いということだ。 これは上手い!と思ったら和菓子屋にケーキは売ってないんだ!
営業マンの不可抗力と正当防衛は日々、切磋琢磨されて、 感心するほどリアリティを追及した内容になっています。
ここで質問1です。どうして私はこんなに詳しいのでしょうか? 答え1:私が営業マンのとき一生懸命にそうしていたからです。
質問2:不景気だとボーナスがもらえないけど、 それでも営業マンはいいのでしょうか?
答え2:小さな会社では、景気が↑ても↓ても、 ボーナスの金額はあまり変わりません。
社長にも責任はあります。売上げが伸びないその原因を 世の中の不景気のせいにして変に納得しているからです。
でも、この世界レベルの不景気なときにも儲かっている 会社は腐るほどあります。景気がいいときより以上にね。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━