砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1594滴:今の商売の右左

発生すれば日本で数十万人が危ないと言われている新型インフルエンザに、 私の友人が異様に怯えている@政府のシミュレーションを読んだ杉山です。

ちなみに、第1号の患者は「八王子市に在住、丸の内で働く会社員」です。

ですから、私の友人は八王子市横川町に住んで丸の内ビルで働いています。

さぁ、そんな「引っ越そうかなぁ」と30分間も受話器越しに悩んでいた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■昨晩も大阪でバイクのパーツを販売している社長と話していました。

彼は、ネットショップでオフロードバイクのパーツを扱っています。 テーマは「もっと売上げを↑ためにはどうすればよいのか?」です。

■思うに、オンロードバイクのパーツを扱ってはどうでしょうか。

オフロードとは山などの舗装されていない道を走るバイクです。 でもってオンロードとは普通にそこらを走っているバイクです。

■同じバイクなのに、その道のプロから見れば、

まったく売り方もお客さんも異なるようです。 でも、私の目には「単車」としか映りません。

■私は、熱帯魚をとても愛しています。

でも、海水魚には興味がありません。 私にとって海水魚は単なる食材です。

■よく「同じ魚じゃん」と言われますが、

「まったく違うんじゃ!」と憤ります。 おぉ、バイクもそれと同じことかしら。

■いいんです。オフロード販売ならオフロードだけ、

熱帯魚販売なら海水魚は扱わなくても構いません。 でも、どうしてそこで不動産投資なのでしょうか。

■その典型的な例がアパレル関係の小さな会社です。

「うちは紳士服専門だから婦人服は扱わない」と。 では、なんで土地やゴルフ会員権に手を出したの?

■あなたの会社のカテゴリは「衣料」ですよね。そうですよね、ね?

私の中の常識では、婦人服の方が土地よりも身近だと思いますが。 今の商売の右左に、まだ手をつけていない宝の山が眠っています。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

うちは国内旅行が主です。うちは賃貸物件しか扱っていません。 海外にも力を入れろよ、貸してばっかじゃなくて売買もしろよ!

と思いますが、いかがなものか。

対義語で考えると販路や発想は広がりやすいです。

男(紳士服)→女(婦人服)、大きい→小さい、アロワナ→ハマチ。

はるか遠くの商売にボーっと憧れている暇があるのなら、 今やっている商売の右と左をジッと眺めてみることです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━