砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1602滴:ツボとノウハウと生きるコツ

だれにも言っていなかったけどYahoo!文学賞の〆切が今月の24日なので、 そろそろ仕上げに掛かりたい@先月の中頃から隠れて書いていた杉山です。

ちなみに、選考委員から与えられた第4回のテーマは「サプライズ」です。

ですから、規定の文字数は約6000文字だけど私のを数えたら87文字でした。

さぁ、そんな過去3回すべてに女性が受賞しているのでネカマで書きたい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■例えば、体がだるいとか目が疲れたときに、

足の裏や人差し指を揉みほぐせばいいとか、 いろんなアドバイスを教えていただきます。

■でも、それは本屋に行けば分かります。

ネットでググッれば1分で決着します。 きっと自分で探せばなんとかなります。

■ここが痛かったらソコ。

そこが痛かったらココ。 それは単なるツボです。

■そんなことはだれでも知っているし、

ちょっと調べればすぐに分かります。 とっても肝心なことが抜けています。

■すると、揉み方とかオイルの塗り方を教えてくれます。

しかし、それは単なるノウハウです。ありがたいけど、 ど素人のノウハウほど毒にも薬にもならないものです。

■そして、仕事や人生においても同じことが言えます。

儲けのツボとか成功のノウハウなど必要ありません。 ツボやノウハウは3cm以上ズレると凶器になります。

■肝心なのは、困ったときにだれに訊けばいいのかです。

それを生きるコツと言います。ツボとかノウハウなら、 自分1人だけでなんとでもなりますがコツは無理です。

■そう、今の世の中をボーっと見渡して思うのですが、

ツボとかノウハウに目が向き過ぎている気がします。 それらはお金で買えるものですがコツは買えません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

まるでケンシロウのように秘孔というかツボを言い当てる人がいますが、 だから、なんなんだよ!と思いますよね。そーいう安い奴は大嫌いです。

また、自分は大して成功もしていないくせに、 やたらとノウハウをひけらかす奴も多いです。

ノウハウの数なら八重洲ブックセンターには絶対に勝てません。

困難にぶつかったとき、1人ではなんともならなくなったとき、 だれに訊けばいいのか、だれを頼ればいいのかしかありません。

それを生きるコツと言います。

ツボとかノウハウなんて3ヘクタールあってもゴミです。 1ヘクタールって一体、何平方メートルなんでしょうか。

まったく興味がないからイチイチ答えなくても結構です。 それに、ネットでググッればだれでも簡単に分かります。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━