砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1612滴:幸福論~2008年バージョン

今年も残りあと僅かなので「今年のうちにできることはすべてやれよ」と、 コタツの中で丸くなっている娘たちに言った@威厳が少しもない杉山です。

ちなみに、コタツの中で「DVDがまだ映らない♪」と合唱していました。

ですから、あれから何回もDVDとテレビを繋いだけど画像が映りません。

さぁ、そんな「これは来年の目標にしよう♪」と言ってその場から逃げた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■最初に言っておきますが、

私は年賀状を出しません。 経費と時間のムダなので。

■一昨日、平成18年にもらった年賀状が出てきました。

その中の決してキレイでもない結婚式の写真を使った 1枚に「頑張って幸せをつかみます!」とありました。

■2年経った今、彼&彼女は幸せを掴んだのでしょうか。

大して仲がいいわけでもないので確認しませんでした。 そこでふと思いましたが、なにを頑張るのでしょうか。

■この彼&彼女は、根本から間違っていると思います。

人間が積極的にできることや頑張ってできることは、 地位や名誉を手に入れたりお金儲けをすることです。

■絶対にそれくらいしかありません。

積極的に&一生懸命に頑張っても、 その延長線上に幸せはありません。

■たった今、自分がどう感じるかだけです。だから、

口座に1億円があってもそう感じない人もいれば、 30万円でハッピーだと微笑む人もいるはずです。

■「頑張って幸せになります。積極的に掴み取ります」と言われても、

一体、なにやるの?と不思議に思います。おそらくこの彼&彼女は、 現在は破綻寸前なのではないでしょうか。まったく知りませんけど。

■幸せを「掴み取る」とか「積極的に、頑張って」とか言わないで下さい。

365日24時間、目の前にあるんだから。また、閏年は366日です。 それを感じるか感じないかだけです。頑張る方向が蟻と象ほど違います。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

昨晩、HTML新聞のトップの記事を書いているときに、 上記のようなことを思ったのでサラッと認めてみました。

何度も言いますが、認(したた)めてです。

逆に言えば、地位や名誉やお金くらいならば、 積極的に&一生懸命に頑張れば手に入ります。

ただ、それで幸せを感じられるかどうかは別の問題です。 今朝、目が覚めただけで幸せを感じる人もいるはずです。

それでは、2008年バージョンの幸福論を終わります。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━