砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1674滴:それは、↑↑↑↑↑の如く

相変わらず「チームプレーが大切だ」とか抜かす社長がいたので、 今日は、そのことについてお話します。

チームプレーが大切(必要)なのは、従業員が300人以上の会社です。

それ以下の吹けば飛ぶようなショウジョウバエのような小さな会社には、 たった1cmも必要ありません。

もっと言えば、その逆のスタンドプレーの方が大切です。 ショウジョウバエとか薮蚊のような小さな会社には。

身の回りの小さな会社で、売上げを伸ばしている会社をご覧なさい。

チームプレーの「ち」の字もまったく関心ないはずです。

社員教育に掛けるお金と時間があるのなら、商品の1つでも売って来い! という会社しか伸びていません。

なのに、中学校の学級会のようなワキアイアイとした班を作って、 その中で班長を決めて遊んでいます。

「ふんふん、そうだよねぇ~♪」とはるな愛のように微笑んでいるあなた。

お前のことじゃ! 悔しかったら化粧を落としてみろ! 寝起きのすっぴんをブログにアップしてみろ!と隣の社長が言っています。

小さな部落を作って遊んでいるからまったく売れないのです。

ダメな組織は群れを成して勝とうとするが、 優秀な組織は勝った奴を束ねて秩序を保つ。

1人1人が抜きん出て強くなれば、 1本1本が鋭い剣山のようになるはずです。

↑↑↑↑↑  (←…どう見ても剣山)

上からソッと触ってご覧なさい。まったく痛くありません。

これは、1本1本がひ弱なチームプレーでは成し得ない姿です。

いい加減、便所のフタにもならないような社員教育など止めたらどうなの。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

また、社員が一枚岩になるとか協調性がグングン増すとかいった 生ゴミのようなセミナーに頭の悪い社長たちは易々と騙されます。

伸びている会社は、組織自体が強い訳ではなく、 社員1人1人が強いだけです。

それが束になれば、さらに強固なものに普通はなりますよね。

美しいやり方で社員全体の底上げは絶対にできません。 それができるような社員は、ショウジョウバエには集まりません。

将棋の駒として使うことです。飛車もあれば銀もある。 歩もあれば会社を出たっきり帰って来ない香車もある。

いい加減、もうチームプレーのお話など止めましょうよ。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━