砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1681滴:翻訳力

仕事のできる人間とできない人間との差は、 ほんのちょっとのことだけだと思います。

ほんのちょっとなんだけど、それが大きな差を生むこととなる。

それが翻訳力。

お客さんや上司などからある依頼を受けたとします。

その内容を「咀嚼」して「理解」して「解釈」する。

・咀嚼(そしゃく)とは、その意味をよく噛み砕き、味わうこと。

・理解とは、噛み砕いたものを飲み込むということ。

・解釈とは、それを自分なりに考えて形成するということ。

ここまでできる人もあまりいないと思います。 最初の咀嚼でさえもできない大人は結構、多いです。

解釈までちゃんとできれば、十分に立派なサラリーマンというか、 社会に適応できる大人と言えます。

が、それだけでは「仕事のできる人間」とは呼べません。

解釈(自分なりに考えて形成)ができたら、それを翻訳せねば。

・翻訳とは、解釈した内容を自分の言葉に置き換えて表すということ。

例えば、上司が「この書類を○○社長に送ってくれ」と言ってきました。

最も仕事のできない人間は、その書類をそのまま封筒に入れて送る奴です。 おそらく、宛名も「○○社長様」などと信じ難い表記をすることでしょう。

上司は、この書類を何のために○○社長へ送るのか? それを「咀嚼」して「理解」して「解釈」する。

そして、それを自分の言葉に置き換えて1つの封書を作り上げます。

これが「仕事のできる人間」のなせるワザです。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

どうして部下に気持ちが伝わらないのだろうか。

まずは、それがちゃんとした日本語かどうかを検証し、 ハングル文字や象形文字ではなかったら、翻訳されていないからです。

そう、翻訳をするのは、別に聞き手だけではありません。 伝え手もそれをしないと真意など伝わりっこありません。

聞いたことをそのまま伝えるだけでは小学生以下です。 まぁ、その小学生レベルのこともできない大人も多いですが。

噛み砕け、飲み込め、形成しろ。

そして、最後はそれを自分の言葉に置き換えろ。

日本語→英語、英語→日本語だけが翻訳ではありません。

むしろ、日本語→日本語に翻訳をする方が難しいのでは。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━