貧乏は病気です。しかも不治の病という重い病気です。
ただ、その期間がほんの僅かであればまだ救われますが、 ある一定の期間を極貧状態で過ごすと死ぬまで治りません。
特に幼少の頃にそれを体験した人は致命的です。
これは、いいか悪いかではなく、 そーいうものだから仕方のないことです。
人間、幼い頃に貧しいと性根が腐ってきます。
大人になると上辺ではそれらしいことを言いますが、 根っこの部分では人を信用できず、お金がすべてだと思っています。
しかし、それが悪いと言っている訳ではありません。 問題なのは、お金をツールと思えないことです。
お金を道具として使うんじゃなくて、 お金を貯めることを最終目的にしてしまうことがNGだと言っているのよ。
でも、それでもいいんです。 醜い守銭奴でも社長でなければ何も問題はありません。
それはそれとして1つの生き方です。 私は、そーいう餓鬼みたいな連中を受け付けませんが。
社長業は、お金が使えないと務まりません。 いかに無駄なお金をスパッと使えるかどうかです。
育ちがいい奴は、頭が悪くてもお金の使い方はキレイです。逆に、幼い頃に 貧しかった奴は、頭が良くてもお金の使い方は下手というかえげつないです。
さぁ、どっちがいいかです。
月給制のサラリーマンとかOLとか1人も雇っていない個人事業主だったら、 どちらでも構いません。
しかし、事業を手広くやろうと目論んだり、社員を雇ったりしたいなら、 前者しかあり得ません。絶対に後者では無理です。
間違いなく社員もお客もついてきません。
「幼い頃、私は貧乏でした」と胸を張って言える人は、 間違っても人を雇うような商売をしてはNGです。
死ぬまでサラリーマンに徹し切るか、 どうしても商売をやりたいならば1人でやることです。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
では、社員の立場から考察してみましょう。
そのような社長の会社に入らないことが一番ですが、 どうやってそれを見抜くかです。
その人が昭和30年以前に生まれた社長だったら、 基本的に長男しかダメです。
次男以下は、貧しくなくても何らかの欠陥があるはずです。(当社調べ)
あとは、顔を見れば分かる。
幼い頃に極貧生活を送ってきた人の顔には、 畜生のような暗い影が刻み込まれています。
たとえそれがいつも笑顔を絶やさない人であっても、 ふっと横を向いたときにゾッと寒気が走るような暗い影を落とすはずです。
でも、私はその人のことを非難している訳でもなんでもありません。 仕方のないことなのです。当人のせいでも親の責任でもありません。
ただ、お前が社長になるなよな!と心から思うだけです。
死ぬまで治らない病気なんだから。
社会のために、世間のために、CO2の削減のためにも、 サラリーマンか壁に向かって働く仕事に従事して下さい。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━