今日の講義は、話題作りについてお話しましょう。
自社をアピールするのに最も効率のよい方法は、 マスコミに取り上げてもらうことです。
しかし、テレビや新聞で取り上げてもらうには、 中小零細企業にとって莫大な経費が掛かります。
だったら、向こうに「取材をさせて下さい」と言わせればいいです。
では、どうすれば奴らはタダで来てくれるのでしょうか。
答えは、大きな商品を作ることです。
天井まで届きそうな巨大なチョコレートパフェを作ったり、 半径50cmもあるカツ丼を作れば間違いなく取材に来ます。
東海テレビは微妙ですが、中京テレビなら100%来ます。
奴らは、喉から手が出るほど取材するネタが欲しいんだから。
しかし、多くの社長連中は「そんなもの作ると採算が合わない」と言います。
みなさんも「バッカじゃないの?」と思いますよね。
天井まで届きそうな巨大なチョコレートパフェで採算を合わせようとするな。 あくまでも話題作りで、中京テレビを呼び込むための姑息な作戦に過ぎない。
『PS』の中で高田純次がチョコレートパフェを使ってボケてくれたら、 アイスクリームのバケモノが何百万円という価値にバージョンアップします。
それに、半径50cmもあるカツ丼で採算が取れるわけがありません。
だから、計画通り取材されたら、その1ヶ月後にやめればいいです。
商品を小さくするには技術力と知恵が必要です。しかし、
それを大きくするには根性と気合いだけで十分できます。
その気さえあれば、どこのどいつにでも中京テレビは呼び込めます。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
ぎふチャン(岐阜放送)を呼ぶのはもっと簡単ですが、 そこで流れてもまったく影響も反響もないので割愛します。
今あるものを小さくするには、かなりの技術力と知恵、 それに資金が必要となりますが、
今あるものを巨大にするには、ヤル気と根性と気合いと 誹謗中傷を恐れない無関心&無責任さがあればできます。
そこらの中小零細企業が小さくするのは無理。 だったら、大きくすればいいじゃないですか。
ミリ単位の精密機械を目立たせるのは至難の業ですが、 天井まで届くチョコレートパフェなら50メートル先からでも確認できます。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━