砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1711滴:中京テレビに取材される方法

今日の講義は、話題作りについてお話しましょう。

自社をアピールするのに最も効率のよい方法は、 マスコミに取り上げてもらうことです。

しかし、テレビや新聞で取り上げてもらうには、 中小零細企業にとって莫大な経費が掛かります。

だったら、向こうに「取材をさせて下さい」と言わせればいいです。

では、どうすれば奴らはタダで来てくれるのでしょうか。

答えは、大きな商品を作ることです。

天井まで届きそうな巨大なチョコレートパフェを作ったり、 半径50cmもあるカツ丼を作れば間違いなく取材に来ます。

東海テレビは微妙ですが、中京テレビなら100%来ます。

奴らは、喉から手が出るほど取材するネタが欲しいんだから。

しかし、多くの社長連中は「そんなもの作ると採算が合わない」と言います。

みなさんも「バッカじゃないの?」と思いますよね。

天井まで届きそうな巨大なチョコレートパフェで採算を合わせようとするな。 あくまでも話題作りで、中京テレビを呼び込むための姑息な作戦に過ぎない。

『PS』の中で高田純次がチョコレートパフェを使ってボケてくれたら、 アイスクリームのバケモノが何百万円という価値にバージョンアップします。

それに、半径50cmもあるカツ丼で採算が取れるわけがありません。

だから、計画通り取材されたら、その1ヶ月後にやめればいいです。

商品を小さくするには技術力と知恵が必要です。しかし、

それを大きくするには根性と気合いだけで十分できます。

その気さえあれば、どこのどいつにでも中京テレビは呼び込めます。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

ぎふチャン(岐阜放送)を呼ぶのはもっと簡単ですが、 そこで流れてもまったく影響も反響もないので割愛します。

今あるものを小さくするには、かなりの技術力と知恵、 それに資金が必要となりますが、

今あるものを巨大にするには、ヤル気と根性と気合いと 誹謗中傷を恐れない無関心&無責任さがあればできます。

そこらの中小零細企業が小さくするのは無理。 だったら、大きくすればいいじゃないですか。

ミリ単位の精密機械を目立たせるのは至難の業ですが、 天井まで届くチョコレートパフェなら50メートル先からでも確認できます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━