砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1731滴:頭を下げるか、臓器を売るか

媚びる(こびる):他人に気に入られるような態度をとる。機嫌をとる。

三重県に住む37歳のサラリーマン♂から「もう嫌だ!辞めたいです!」と、 相談のような宣誓のようなメールが来ました。

どうやら、上司やお客さんにニヤニヤしながら、 頭をペコペコ下げることに疲れたらしいです。

まぁ、辞めたければ辞めればいいと思うけど。

ただ1つ思うのは、サラリーマンとはそーいう生きものだということです。

上司やお客さんに作り笑顔で頭を下げて今日(25日)に給料をいただく。

それでいいじゃないですか。

なんの才能も取り柄もないんだから。 むしろ、上手に媚びへつらうことが立派な1つの才能です。

私なんかサラリーマン時代には、満面の笑みで頭を下げまくっていました。 それしか能がなかったからです。

それ以外に才能がある奴は、サラリーマンになど最初からなっていません。

とは言いながら、自分よりもバカだと思う奴に頭を下げることは辛いです。 それしか才能がなかったとはいえ、どうして私はそんなに平気だったのか?

それは、こっちは関係なく、あっちだけのことだと思っていたからです。

要は、会社や仕事なんてお金をもらうだけの1つのツールに過ぎないので、 いくら頭を下げても痛くもなければ痒くもないし、

ましてや人間の優劣とは無関係だとお腹の底からそう信じていたからです。

チカラや才能がない奴は頭を下げるか臓器を売るしか他に道はありません。

私は、小学2年生のときに美園外科で盲腸を切っていたので、 仕方がないから頭を下げただけじゃん。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

士農工商やカースト制度じゃないんだから。 会社の上司は、会社という器の中にしか存在しません。

あとは、放っておけばいいです。

例えば、今は成功して偉そうに踏ん反り返っている社長がいたとします。

そいつ曰く「俺は人に媚を売るのが嫌いだから脱サラしたんだ」と。

絶対にウソです。人に媚を売るのが嫌いな奴は、 最初から腐ってもサラリーマンにはなりません。

明日食う米がなくても絶対になりません。

たった一日でもサラリーマンになった人には、 コメツキバッタの素養は十分にあります。

あまり自分を買いかぶらないで下さい。所詮、あなたは昆虫なんだから。

臓器を売るのが嫌ならば、作り笑顔で頭を下げまくることです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━