砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1747滴:最近の就職事情

一昨日、ある会社の人事担当者と会ったときのことを思い出しました。

その人事担当者は「大卒の採用を極力控えています」と言っていました。 その理由は「優秀な人間が少ないのと変に癖がついているから」だとか。

私の上の娘が就職するのですが、そこで担任が言うには、 「就職できない生徒には進学してもらいます」だそうな。

要は、どこへも行く先がない生徒が、仕方がないから大学へ行く。

4年後、そんな連中を採用する企業も少ない訳ですわねぇ。

当然、進学校でバリバリ勉強して超有名大学に行く生徒もいます。 でも、そーいう連中には「変な癖」がついていると前述の人事担当者。

申し訳ありません。今、モーレツな雷鳴が轟いています。

一旦、電源を切ります。

16分後、西の空が若干、明るくなってきました。

私たちの時代は、進学できない奴が就職したものです。

たしかに4年間、ただ漫然と時間を過ごしてきた薄い奴を採用するよりは、 少しでもいい会社に入ろうと一生懸命に努力をしてきた「変な癖」がない

高卒を採用した方が目の保養にもなるし、今の時代に合っている気がする。

卒業生の数より企業の数は少なく、 卒業生の数より大学の数は多いという滑稽な現代には。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

本当に職というか、採用してくれる会社って少ないんですね。

でも、思うんですが、要は稼げばいい訳ですよね。

つまり財布の中に福澤諭吉を1人でも多く入れればいい訳ですよね。 だったら、大学どころか高校にも行かなくたっていいような気がします。

義務教育さえ受ければ、明日から働けばいいじゃないですか。

「でも、高校くらい…」と思いましたよね? それが単なる見栄でないと言うなら一体、何なのでしょうか。

旧帝国大学(東大、京大、阪大・・・)を出たのに、40歳を過ぎても 箸にも棒にも検索にも引っかからない&うだつが上がらない残念な奴を 嫌ってほど見てきました。

要は、1円でも多く手に入れれば勝ちってことですよね。一般的には。

それだけに注力すれば、もっと他の生き方と選択肢があると思います。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━