よく会社の壁に「お客様第一主義」と書かれた額が飾ってあります。 でも、よく見ると西陽がバンバン当たって紙が黄色くなっています。
大体、こーいう会社は胡散臭い。
どうしてお客さんを大事にするのでしょうか? それは、お金を支払ってくれるからですよね。
でも、お客さんと同じくらい、いや、 もっと大事にしなきゃいけない人たちがいるはずです。
それは、業者。
大きな会社になればなるほど、仕入れ業者を粗末に扱い、 ただ仕入れ担当というだけなのに、その立場を利用して、
弱い相手を罵倒したりすることもあります。
こーいう会社は、放っておいてもそのうち潰れます。
お客さんはお金を払ってくれます。大切にするのは当たり前です。 でも、そのお客さんは商品があるからお金を払ってくれるのです。
その商品は一体、だれが提供してくれるのでしょうか。
仕入れ業者など腐るほどある。ここがダメならあそこから仕入れる。
そうですか。。業者間の情報と言うか悪い噂はツーツーです。 だから、1社を蔑ろ(ないがしろ)にすると、以下同文となります。
お金を払ってくれる人は、どんな会社でも大切にしますが、 お金を払う人を身内のように大切にする会社は少ないです。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
今、こうしてメルマガを読めるのもパソコンがあるからです。
朝、起きてからみなさん歯を磨いたでしょうが、 歯ブラシを自分で作った人はいないと思います。
お金を払いさえすれば何でも手に入れることはできますが、 そこにはそれを提供する業者が必ず介しているはずです。
業者がいなかったら、お客さんなど1人も来ません。
いや、私は個人事業主で仕入れがない商売をしている。 だったら今、素っ裸でパソコンの前に座っているのでしょうか?
今、着ている服がなければお客さんと会うことすらできないでしょ。 それとも、糸からスーツやジャージを縫い上げたのでしょうか。
そうだとしても糸をどこからか仕入れたはずです。
どんな商売にも業者はいる。おごることなく頭を垂れよ。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━