砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1822滴:あッ!それに手を出してはNGです

今までに嫌っていうほど多くの「社長」と呼ばれる人種と会ってきましたが、 それを分類すると成功した(または、しつつある)社長とそうでない社長の 2つに分かれます。

そこで、その分岐点は一体どこにあるのでしょうか。

現在、午前6時45分。あまりに西の空が美しいので、 ちょっと散歩に出掛けて来ます。しばしお待ち下さい。

walk,stroll,trudge and toddle not strut!

只今、帰ってまいりました~! 柳ヶ瀬界隈を約1時間ほど 磁石の壊れた羅針盤のように徘徊しました。

この寂れたゴーストタウンを救う人間は私しかいないと思ったものの、 打つ手がまったく浮かばないので評判が悪い細江市長にお任せします。

最初のテーマに戻って、↑の社長と↓の社長の分岐点のお話です。

では、どうしたら成功するのでしょうか?

その答えは超簡単で、失敗しないやり方をやれば必ず成功します。

成功している社長は、自分が思い描いた計画通りに事が運んだから 今の成功がある訳ではありません。

経営計画通りに、事業計画通りにできた人などほとんどいません。

ただ、手を出してはいけないことに手を出さなかっただけです。

これをやれば年商10億円を超える!という方程式はありません。

しかし、それに手を出さなければ今の事業は絶対に潰れない!という 不文律は間違いなく存在します。

成功するやり方をやらなかったから失敗したのではなく、 手を出してはいけないことに手を出しちゃっただけです。

世の社長の中に、わざわざ失敗するやり方に則ってやるバカなどいません。

成功したい!お金が欲しい!社員にいい思いをさせたい!と頑張った結果、 この現状なのです。

あッ!それに手を出してはNGです。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

本文のタイトルを【鎮魂歌 ~とっくに末期の柳ヶ瀬商店街】にしようと 思いましたが、それだとあまりに的を射過ぎて怖いのでやめました。

別に社長に限らず、どんな人間でもそう。 わざわざ失敗するやり方を自ら進んでやる人間などいません。

決して手を出してはいけないことに手を出してしまったから、 コケたのです。

そして、こーいう連中は、やたらとポジティブ発想の人間に多いです。 なんでもかんでも「やればできる!」と変に思い込んでいる連中です。

「そんなもんやってもできんやろ!」からスタートすれば、 わざわざコケることに手を出すこともないでしょう。

ただ、むちゃくちゃ優雅な生活もできませんが。

私の目の前(人生)には「さわるな!危険」ばかりです。

ですので、優雅な生活はできませんが絶対にコケません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━