砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1829滴:ザ・集客@2009年編

このマスコミが嫌ってほど騒ぎ立てる大不況下でも、 売上がバンバン伸びている会社は腐るほどあります。

そんな会社の共通点は数多くあるでしょうが、 その中でも特に顕著なのが、1つ。

売上を思うように作ることができる会社は、 商品を売ることが上手い訳ではなく、

人間を集めることが上手いだけです。

逆に、いつまで経ってもミミズの触覚ほどしか売れない会社は、 自社の商品を“売ろう!”としかしていないためにさらに売れません。

お金を支払ってくれるのは、いつの世も確実に人間です。 だったら、その人間を集めればいいだけじゃないですか。

ちなみに、ミミズに触覚はありません。

では一体、どうすれば人間が集まってくれるのでしょうか。

それを裏返して考えると、何をしたら人間は去ってしまうのか。

答えは、超簡単です。

愚痴をこぼせば仲間は減り、悪口を言えばお客は減る。 お客(人間)が減らないことをしなければ済む話です。

「な~んだ、そんなことか」と珈琲を飲みながらバカにしないで下さい。

どいつもこいつも間違いなくお客が去るようなことをしているはずです。

今ひとつ自分の中で燃えてこないので、とりあえず一筆後記に流します。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

例えば、あるお客さんと電話で話していたとします。

話が終わり、受話器を置くあなた。

そのとき「っとうしいなぁ」とか「チェッ」とか言うでしょ。 そうは言わなかったとしても、笑いながら「やれやれ」とか。

それは、相手(第三者でも)からすれば、すべて悪口。

だから、それを吐かないように自分自身を戒めることは、 非常に難しいことなのよ。

だからといって、万人を愛せと言っている訳でもありません。 そのほうが難しいですし。

ただ、売上は「商品を売った結果」ではなく、 「人間が集まった成果」だということを念頭に置きましょう。

驚愕するほど薄い結論になってしまいましたが、 たったの1円も払わずに読んでいるんだから文句も言えまい。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━