砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

問答無用の最高傑作である『第三の男』はマーベラス

学生時代はアルバイト代のほとんどをセピア色の映画につぎ込んだ僕だった。お気に入りの映画館は名古屋駅の近くにあったゴールド劇場とシルバー劇場。とは言え、大好物の『第三の男』を見たのは確実に栄の中日シネラマ劇場内にあった小っちぇ劇場での会員制の上映会だった。これはキャロル・リード監督のイギリス作品だが、古い映画を1000本以上は見た僕のベスト5に入る名作なんだ。誰もが一度は目にしたことがあるだろうアリダ・ヴァリが真っ直ぐ歩くラストシーンが素晴らしい。