砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1850滴:粋と無粋~成長の大きな分かれ目

義理の母が「はい、あげる」と笑顔でチョコレートを手渡してくれたので、 照れながら「義理なら要らない」と答えた@速攻で食い尽くした杉山です。

ちなみに、母は「別に本命でもええよ」とメガネの奥の目を輝かせました。

ですから、私は「守るべきものがある」と訳の分からない返答をしました。

さぁ、そんなニコチャン大王と瓜二つの顔で私のお仕事の邪魔をしないで ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

私に一度でもおごってくれたことのある社長の会社は繁栄し、 そうでない社長の会社は確実にマイナス成長へ傾き始めます。

目を閉じると1人の社長が瞼の奥に浮かびます。

年収を3000万円以上も取っているのに、私と10年近く付き合ってきて、 珈琲の一杯もおごってくれたことのない桔梗屋利平のような社長の顔が。

マイナス成長云々の前にバチが当たると思いませんか。

しかし、これは1つの真理(しんり)であって、 悪い冗談でも密度の濃いハッタリでもありません。

私だよ。1回でもおごってくれたらそこら中で褒めまくります。

逆にそうじゃない場合は、いくら会社の業績が鰻上り状態でも 「あの会社の手形は危ないかも知れない」と言うかも知れない。

しかし、これは私に限ったことではありません。みんな同じです。

要は、お金の使い方が下手というか無粋な奴は、 何をやらせたところでモノにはならないということです。

粋(いき)の反対が無粋(ぶすい)。

高級寿司店のカウンターで大将と談笑しながら2万円をポンと払う社長。

どうせ2万円払うなら、回転寿司に10回行ったほうがいいという社長。

どっちが粋で、どっちが無粋なのか賢明なあなたならお分かりでしょう。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

気分転換のために数ヶ月ぶりに巻頭文を書いたら案の定、吐くほど疲れた。

話は変わりますが、中3の娘が英語の勉強をしていたので、 「どれどれパパが読んであげよう」と教科書を手にしたら、

cellphoneなんて単語が書いてあり、一瞬詰まってしまいました。

「telephoneのミスプリントじゃないのか」と言うと、 「cellphoneって携帯電話のことだよ」と笑って娘が。

1970年代には携帯電話自体が存在しなかったの。

ちなみに、待望の米飯給食がスタートした時代です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━