ふと急に計画的に鳥羽水族館へ行きたくなり、JR快速みえ1号に飛び乗った。岐阜から約2時間後には鳥羽だ。いつもは近鉄特急だが、今回は初めてJRを使った。異様に疲れたので帰りは近鉄特急を使おうと思った。
カモメの散歩道を歩いた。革ジャンが暑く感じられるほどの快晴だった。
駅からゆっくり歩いて15分で鳥羽水族館に着いた。肝心の館内についてはこちらを参照。
水族館を思う存分、堪能した帰り道。ミキモト真珠島の前を観光船が通った。
鳥羽駅方面に向かった。右手には、5年前に宿泊した戸田家を確認した。
磯料理を食べさせてくれるテナントの前を通った。ほとんどの店から「どうぞ!お値打ちですよ」と声が掛かった。磯の香りのポン引き横丁と名付けた。
そこから20秒先には、赤福の鳥羽支店があった。案の定、儲かっていそうな店構えだった。
その通り沿いに「てっぱり料理」と看板がかかった長門館。どんな料理なのか興味はあったが、私の性格上、この手にも1人では入れない。
伊良子清白?初めて耳にした名前なので後ほどググッてみようと思った。
丁寧に管理されているため、きっと鳥羽にとっては大切な詩人なのであろう。
城山公園を登った。そこからの天気にも恵まれた美しい眺望だった。
そろそろ本気で空腹を覚えたので、鳥羽一番街の中へ入った。
以前、訪れたときもこのベンチに座り、いたずらに時間を潰した記憶はあった。
エスカレータから3階に上がったら、目の前に天びん屋があった。それだけの理由で入った。赤ん坊を抱いた若い父親がずっと立っていた。
午後1時20分。店内は微笑みたくなるほどガラガラだった。
にぎやか膳と生ビールを注文した。ロウ細工のようなエビフライだった。蕎麦は温かいのに貝は冷たい。もう二度とこの店に入ることはないだろう。
ただ本能に負けて満腹にはなった。2階の土産物売り場では、3つほど土産を買った。
帰りは、予定通り近鉄特急を利用することにした。しかし、それらのベンチには見事というか異様というべきか、赤福の赤い文字がずらっと並んでいた。
もっと頻繁に訪れようと思った。今回の目的は鳥羽水族館だったが、その他の名所や旧跡、風情ある界隈も歩いてみたい。