砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

地獄めぐりと関アジと豊後牛(大分県別府市・由布市)初日

日頃の疲れを癒そうと全国レベルで有名な湯布院へと向かった。しかし、せっかくなのでそこへ着く前に別府で降りて地獄めぐりを楽しもう。小倉からソニック19号に乗り、別府へ。

ソニック

ソニックには初めて乗ったが、差し詰め線路の上を振り子のように走る岐阜バスといったところだろうか。

ソニック車内風景

それから1時間16分後、別府駅に到着。駅前の手湯。

別府駅前の手湯

曇り空。さっそく地獄めぐりをスタート。まずは海地獄から。

海地獄

真っ青。硫黄泉が吹き出し、それが風に乗ってメガネに降り掛かる様が私には嫌でたまらなかった。フレームが錆びる気がする。

海地獄

鬼石 坊主地獄。石頭の坊主がそこかしこに居るのかとほんの一瞬思ったがそんなはずもない。

鬼石 坊主地獄

まるで『妖怪人間ベム』のオープニングシーンのようだった。これが坊主の所以なのだろうか。

続いて、山地獄。思いのほか質素な感じだった。

山地獄

海があるから山もないとまずかろうにと思い、設けた地獄だろうか。

山地獄

なぜかアフリカゾウとフラミンゴとラマとカバがいた。

アフリカゾウ

かまど地獄。犬山市にある桃太郎神社の人形と同じような造り物があった。

かまど地獄

これは見事なほど真っ青だった。この近くにあった足湯に浸かり、石垣まんじゅうを食べた。その次に向かったのは白池地獄。

かまど地獄

温泉熱を利用した熱帯魚水槽があった。そこに2匹のピラルクーが泳いでいた。

"ピラルクー

こんなところにいるとは予想外だったので、思わず動画を撮った。

そこで肝心の白池地獄と言えば、言うほど白くはなかった。

白池地獄

そして、ちょっと離れた場所にある最もメジャーな血の池地獄へと向かった。

血の池地獄

今までのそれとは比べものにならないほどお金が掛かっている。

血の池地獄

この看板の横で観光客がひっきりなしに撮影をしていたので、その合間をぬって激写。

血の池地獄

しかし、よく見るとここもそれほど赤くはないし、血の池とは大袈裟だろうに。試しに一度くらい大量の赤い絵の具でも流し込んでみてはどうだろうか。

血の池地獄

最後に、その隣の施設内にある龍巻地獄へ行った。30~40分間隔で噴射するらしいが、ちょうど終わったばかりだった。当然のように次の噴射を待つことなく、その場を立ち去った。

龍巻地獄

雨が降ってきた。明礬温泉へと向かった。

明礬温泉

異様なほど韓国人が多かった。店員は韓国語が話せるのだろうか。

明礬温泉

右手の棟は家族風呂らしく、「入浴中」と書かれた看板が掛かっていた。

明礬温泉

湯布院町へ。町名は「湯」だが、市名は「由」。ゆえに、由布市湯布院町。 実に紛らわしい。宿は、趣きあるやまだ屋

やまだ屋

小ぢんまりとした癒される空間のロビー。

やまだ屋

夕食。別注文の関アジ。ぷりぷりで美味しかった。この場合、「プリプリ」よりも「ぷりぷり」のほうが表現としては正しい気がする。

"関アジ

豊後牛も出たが、やはり魚のほうが格段に美味しく感じた。最近、口から食べるのも疲れるので、ときどき鼻から吸引したくなる。当然、一度もやったことはないが。

夕食

この後、部屋にある露天風呂に肩まで浸かった。

夕食の造り