砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1871滴:自分の番が来ない列はない

例えば、あなたがスーパーのレジに並んでいたとします。

そこがバローであろうと西友であろうとイオンであろうと この際どこでも構いません。とにかく、スーパーです。

すると隣の列に並んでいた人が1人減ったので、そちらに移りました。

ところが、自分の2人前のおばちゃんが代金を小銭で支払おうと、 ジャラジャラと大量の10円玉をカウンターの上に並べ出しました。

結局、最初に並んでいた列のほうが早かったりするものです。

往々にして。

「ハハハ~。よくあるあるそーいうの♪」

だから、他人事のように「ハハハ~」と笑ってる場合じゃないんだよ。

それは「今の会社が、今の仕事が自分の性分に合わないから、 辞めたい、変わりたい」というのとなんら変わりません。

「隣の芝生が真っ青に見えるでしょ」と忠告しても、 「そんな軽はずみな考えじゃない」と反論しますが、

結局は並んだ列を変えることと同じじゃないですか。

1分でも早く前に進みたければ今、並んでいる列を変えないことです。

誰でも隣の列のほうが早く進むように見えるけど、 それは隣の芝生が真っ青に見えることと同じです。

最初に並んだ列で順番が来るまでジッと待てばいい。

自分の番が来ない列はない。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

あと2人で自分の番だというのに、チラッと見たら お隣さんは1人しか並んでいないのでそちらに移る。

その1人が一言も日本語がしゃべれないクロアチア人で、 レジのお姉さんと筆談&ジェスチャー合戦をし始めます。

絶対にそういうものです。

隣の列に並んでいる人があと1人だけとなったら、 「あの人は日本語がしゃべれないクロアチア人だ」と思いましょう。

この際、エチオピアやタンザニアに置き換えても構いません。

とにかく今、自分が並んでいる列が最高なんだと思えればOKです。

今日は、思いのほか国際的な内容になったそんな気がする。ちなみに、 10円玉をジャラジャラやるのは、大阪のおばちゃんのイメージです。

どんな列に並んでいようが自分の番が来ない列などない。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━