雨の月曜日なのでサラッと軽い感じでお話します。
どの会社にも主人公はいますよね。 それが社長であったりトップ営業まであったりと。
本当は、自分自身なのですが、 今回は見方を変えて怠惰な時間を楽しく遊ぶ方法です。
毎日、社長やトップ営業マンを中心に会社が動いています。
それをドラマで例えれば『相棒』の水谷豊であったり、 『踊る大捜査線』の織田裕二といったところです。
午後3時。まだ降り続いている冷たい雨。
そこで会社の中でスピンオフを展開しようじゃありませんか。
つまり、日頃スポットが当たっていない人を主人公にして、 その人を中心にしたら会社がどのように展開するのかを空想するのです。
居ますでしょ、今ひとつパッとしないけど、 居なかったら居なかったで困るような存在の加藤君が。
そうです、加藤君は経理課に属する35歳の男性です。
部署柄、新規顧客を開拓するわけではありませんが、 異様なまでの数字に対する分析力というかこだわりがあります。
『相棒』で言うところの鑑識の米沢さんで、 『踊る大捜査線』ではユースケ・サンタマリア演じる真下正義。
いい味を出していて、そこになくてはならない存在ですよね。
お、加藤君が給湯室に入った。珈琲を片手に出てきた加藤君。 そのまま自分の机に向かうとおもむろに電卓を叩きはじめた。
という具合にジッと観察をしながら、加藤君がどのように会社に対して 貢献するのかを実写をまじえて空想します。
おそらく、空想が病みつきになる人も多いのではと勝手に予想します。
日頃、スポットが当たっていないけど、そこに居なくては困る存在。
ザッと見渡せば、あなたの身の回りにも多いのではないでしょうか。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
物事の進捗状況や全体像を把握するためには、俯瞰します。
要は、地図帳を読むときのように上空から下を眺めるやり方です。
一方、事が同時進行で進んでいるときに、 自分の身の回りのスタッフの同行を察知するときは同じ目線で眺めます。
そのときに、目立つ主人公を外し「米沢さん」や「真下正義」のような いぶし銀的な仕事をしている人間に照準を合わせて観察してみましょう。
それを「スピンオフ劇場」と専門用語では呼んでいます。私だけですが。
まぁ、最低でも3時間は十分に楽しめます。
それに180度も見方を変えるので、いろいろと細かな部分に気づき、 従来の自分の仕事にもいい影響を及ぼすことは間違いないです。
絶対に保証などしませんが。
居なかったら居なかったで困る加藤君を観察しましょう。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━