砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1885滴:その物自体に価値はない

もうすぐ日本でもiPadが発売されます。本当に楽しみですね。

まったく興味のカケラもないけど。 ケータイでさえも鬱陶しいと思っている私です。

とにかく無味乾燥な電子音が大嫌い。電子レンジといい、洗濯機といい。

そこで最近感じることは、機械にやたら詳しい人が増えたことです。

それがマニアとか理系に限らず、その物自体に異様なまでの 執着心というか探究心を持っている多くの人たち。

さすがの私でさえも、パソコンであればメモリや容量などは気になります。 しかし、それ以外の詳細についてはまったく興味がありません。

だって、ネットがつながってサイトが観れてメールができれば十分だから。

要は、目的はそれをどう使ってどう稼ぐかだけなんですよね。

いくらスペックが腐るほどあり、速度がなんちゃらかんちゃらであっても、 それで1円も稼げなければ燃えないゴミと同じです。

それどころか、いたずらに電気代と貴重な時間を浪費するだけで、 かえって大きなマイナスとなります。捨てるにもお金が掛かるし。

そんな人、マウス片手のみなさんの中にも有象無象レベルにいますよね?

ボタンを押して立ち上がってくれれば、あとはキーを打ってなんぼです。

その物自体の価値は0。

そうですよね?

家電芸人とか訳の分からないスポンサーにいいようにやられてますが、 操作するのは人間なんだから、使ってはじめて価値が発生するものです。

その物自体に価値はない。

ボタンを押して、キーを打ったその内容に価値がある。

いいですか、TVは各家庭に1台で十分ですよ。なくてもいいくらいです。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

特に理系の人間に上記のようなタイプが天文学的な数字ほどいますが、 文系の中にも厄介な人間はいます。

例えば、送られてきたメールを読んで、 「この文章、ステキ。心に響くの。。。」と延々と悶絶している主婦です。

そんなことやってる暇があるなら、サッサと夕飯の支度でもしろ!と、 私の友人なら言います。私は、決してそうは思いません。

仕事が遅かったり、何をやらせてもどん臭い奴は、 ボタンを押す前に機械を眺めて延々と悶絶している連中です。

ケータイって本当に鬱陶しいですよね。

私に用があるなら、電車に乗って言いに来い。親指で呼ぶんじゃねぇ!と、 私の友人なら言います。私は、決してそうは思いません。

ちなみに、この半年間で私に掛けて来たのはたったの4人だけでした。 その4人には、なんとか基本料金だけでも払ってもらいたいものです。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━