砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1903滴:簡単に潰れる商売と長く滑空する商売

今、あれだけ流行った情報商材の「じょ」の字もありませんよね。

この場合「じ」の字なのか「じょ」の字なのか若干、迷いました。

簡単に売上が作れる商売は、簡単に潰れるという証拠です。

その逆に「これが売りたい!」と頑張ってもなかなか売れなかった。 額と脳ミソに汗したその結果、軌道に乗せた商売の寿命は長いです。

今までにいろいろと見てきて思ったことには、 商売にヘリコプター型はあり得ないんじゃないかと。

要は、滑走路がまったくなく、垂直に売上が上がる商売は 3メートル先で墜落するような気がしてなりません。

し、実際に墜落してますよね。

それとは正反対に、滑走路が長ければ長いほど離陸するのに時間は掛かる。

しかし一旦、離陸してしまえばあとは自動操縦に近い状態で滑空し続ける。

苦労したその分、軌道に乗ってしまえば寿命は長いとつくづく思います。

ただ1つの問題点は、ちゃんと離陸できるかどうかということです。 離陸ができなければ、滑走路が長い分だけいたずらに時間を浪費します。

まぁ、そこはセンスでしょうね。

こんなオチで誠に申し訳ありませんが。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

あとね、たまに「偶然に儲かった」とか「偶然にヒットした」という 現象が30年に1回くらいの割合で起きます。

偶然に知り合った女性と一緒になったとか。

よく勘違いされますが「偶然=なにもしていなかった」ではありません。

なにもしていなければ、偶然は起きません。

そっちの方向に進んでいた途中に、たまたま起きただけのことです。

そっちに進んでいなければ、その人とは知り合っていなかったし、 その商売はヒットしていなかったということです。

偶然に遭遇するまでに、手間ひまと時間とお金は掛かっています。 ボーっと星を眺めながらなにもせずに儲けたわけではありません。

仕事も人生も友人関係もまったく同じ。

一日でも長く続けたければ、その分、額と脳ミソに汗を掻くことです。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━