以前、2回だけだが訪れたことのある山居。ミルフィーユのように折り重なった分厚いストレスを発散するにはちょうどいい環境だと思い、数年ぶりに行った。
分厚いミルフィーユも溶け出しそうなほど癒される田園風景。とは言え、ここも岐阜市。私が住んでいる市町村と同じカテゴリだと思うと複雑な気分になる。
詳しくは知らないが、どこかにあった古民家をわざわざ移築したと伝え聞いた。
首が吊れるほど太く、立派な梁がとても印象的な店内。畳が実にいい。
山辺を注文した。鰻の肉厚が薄く、パリパリ過ぎるその食感が不思議だった。それより、あじめどじょうの佃煮のほうが普通に美味しかった。
〆は、デザートの梅の甘煮。料理の味自体より、周囲の環境に満腹になった。