砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1907滴:プロの条件

ふと思ったんですが、今までにプロに会ったことが一度でもありますか?

よく「1円でももらえばプロとしての自覚を・・・」とか言いますが、 だったら、コンビニのアルバイトのお姉ちゃんはどうなるのでしょうか。

腐ってもプロとは呼べませんよね。

FC(フランチャイズ)が増え続けるということは、 ド素人がお金を扱う機会も増え続けるということです。

つい先日、実家の外壁を塗り替えました。

大掛かりな足場を組むと10年分の汚れを水洗いし、 梅雨どきの晴れ間を狙って淡いブラウンの塗料でコーティングしました。

そりゃあ見事な腕前です。でも、それはプロではなく職人ですよね。

職人は、世の中に腐るほどいます。

また厄介なことに、職人の中には「いい仕事さえすればきっと儲かる」と、 白馬に乗った王子様を待っているような連中が多いです。

しかし、いい仕事と利益との因果関係はミミズの脳ミソほどもありません。

それがいい仕事だろうが、そうでなかろうが、 確実に儲けにつながる「売れる仕組み」を考えた人間がプロです。

今までに会ったことありませんよね?

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

3日前にも知り合いの弁護士と話していましたが、 加齢枠いや、彼曰く「俺はプロだから安い仕事は請けない」と。

何をもってプロなの?あなた。

人より細かい文字が読めるだけじゃないの、あなた。 老眼になって六法全書が読めなくなったら終わりじゃん、あなた。

と言ってやりました。

そうですよね?

年収が1000万円以下の弁護士に自分の人生を委ねることなど 恐ろしくてできっこありません。

まだ悪徳弁護士のほうが頼りになります。

いい商品かそうでないか、いい仕事かそうでないかなど関係ありません。 結果として儲けにつながる「売れる仕組み」を考えられたかどうかです。

45年の人生でプロに会ったことは一度もありませんね。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━