新しい発想は大切ですが、それは「売り方」や「やり方」であって、 新しい商品とは限らない。
例えば、すき家や松屋におされて売上げが伸びないからと、 吉野家が毎月のように新メニューを開発するよりも、
今までどおり地道に牛丼を売り続けていたほうが最終的には儲かる。
と私は思う。なんの保証も確証もないけど。
その道で成功した人に「どうすればそうなりますか?」と訊ねると、
ほとんどの人が「別に何もしていないけどね」と答えます。
でも、それは謙遜でも意地悪でもなんでもなく事実なのでしょう。
世の中は、新しいことに挑戦するより、 身の回りのルーチンを増やしたほうが上手くいくものです。
毎日、斬新的なことを考えてそれを実行するより、 毎日、日常的なことをやり続けていったほうが屋台骨は太くなります。
今日からAを、明日からはAとBを、明後日からはAとBとCを。
このような感じでルーチンを1つずつ少しずつ増やしていくやり方です。
そのほうがいきなりウルトラCを狙うより、 最終的に近道になるんじゃないでしょうか。
新しく考えなきゃいけないのは、売り方、やり方、取り組み方であって、 メニューではないような気がしますよね。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
昨晩の三千盛が0.3ccくらい残っている感じです。
20代は、何にでも果敢に挑戦し、 30代は、進むべき道を自覚し、 40代は、これで行く!と腹をくくり、 50代は、その道を極め、 60代以降は、その余韻だけで楽に生きる
というのが私の理想です。
なので45歳の今、新しいことは考えないし挑戦しませんし、 いくら考えても何も浮かびませんがね。
しかし、ルーチンをバカにしてはいけませんよ。
身の回りにある日常的な作業を毎日毎日、地道に繰り返すだけで、 とてつもない果実を手に入れるだろうと言い切れます。
一筆は書きませんが。
思うように行かないからと斬新なアイディアを考えている人が多いですが、 それよりも毎日の歯磨きを確実に繰り返したほうがきっといいことがある。
酒が抜けん。。。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━