砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1913滴:取り返しのつかない人生になるその前に

岐阜県多治見市で39℃を超えて今夏の最高だと夕方のニュースで知った @この際、多治見市を長野県にあげればいいのにと本気で思った杉山です。

ちなみに、岐阜県多治見市と長野県多治見市とでは気分的に3℃違います。

ですから、昨日は目から涼を取るようにとクリスマスグッズを並べました。

さぁ、そんなガリガリ君を食べながら山下達郎を聴くのもそれなりに辛い ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

最近「杉山さんが住んでいる場所って暑いんですね」とメールが来ますが、 岐阜市と多治見市とでは、アワビとお詫びくらい違います。

当然、前者がアワビで後者がお詫びです。

それに楽しんでいるとしか思えないメールはやめてもらいたいものです。

だから、そんなことはどうでもいいんです。

夏休みに入ったからでしょう中学生の子をもつ親御さんから、

「今のうちから何か教え込んでおくことはないでしょうか?」と 多治見の話題と一緒に書かれた相談メールが送られてきました。

最近多い手口は、どちらが本題か分からないような 2種類の内容が書かれたメールを送りつけるやり方です。

どちらか一方だけでも、答えざるを得ない雰囲気を醸し出しています。

そこで私が娘たちに頻繁に言っていることは、次の3つです。

保証人にはなるな、子持ちと結婚するな、宗教(ギャンブル)はやるな。

まぁ、これらは私が大学生のときに親父から言われたまんまの3つです。

当時、多感な若者であった私は「なんでや?」と岐阜弁で聞き返すと、 親父曰く「この3つだけは自分の努力ではなんともならんからや」と。

自分が借金をするときに友だちに保証人になってもらうことはいい。

自分が子持ちのバツ1になったら若い女性と結婚するのは羨ましい。

自分が教祖様になって宗教を始めたときに信者を勧誘するのはいい。

ただ、その真逆だけはダメだと。

そして、もう1つの教えは、

取り返しのつかない人生になる前に、不都合な部分を取り替えればいい。

その(取り替える)ためにも、自分の努力では替えられないことにだけは、 一切手を出さないようにという崇高な教えです。

なので、その3つだけは最優先で励行しております。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

ディケンズの『クリスマス・キャロル』のページをめくっても、 暑過ぎて今ひとつ盛り上がりに欠けます。

なんとか原価0円で涼しくなる方法はないでしょうか。

別に本気で問い掛けているわけではないので、 イチイチ講釈めいたメールを送って来ないで下さい。

あと、善と悪についてふと思います。

裁判で有罪にならなければ、それをやっていいのか。 でも、それは罪にならなかっただけで、決して善ではありませんよね。

「善=無罪」ではなく「善≠無罪」だということぐらいを 教えてあげてはいかがなものでしょうか。

偏差値58以上の中学生ならばギリギリ理解できるかも知れません。 でも、それ以下の偏差値だったら混乱するだけなのでやめましょう。

今から真冬のオホーツク海の動画を眺めて涼を取ります。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━