昨日のことですが、JR岐阜駅の南口付近で自転車に乗りながら タバコを吸っている中年の男がいました。
すると、その男が信号待ちで立ち止まるや否や、 ポイッと路上に火の点いたタバコを投げ捨てたじゃありませんか。
そして私は、これでもかというほど罵倒してやりました。
「拾ってもう一度、口にくわえてみろ!」というほどに。
周りには4~5人の若い女性がいたせいもあってか、 タバコを拾うと泣きそうな顔で走り去って行きました。
しかしながら、私のこの行いは、法律やルールに厳しいからとか、 生まれ育った地元を愛するが故の行為からではありません。
単なるストレスの発散です。
その証拠に、万が一、リアルなバトルが繰り広げられそうになったとき 確実に「勝てる」と思った相手にしか罵倒どころか注意もしません。
でも、これはとても大切なことです。
そこで、もう1つ私のストレスの発散方法をお教えしましょう。
例えば、
嫌いなお客から理不尽なクレームがきたとき。
上司からこてんぱんに罵倒されたとき。
いくら教えても仕事を覚えてくれない部下がいたとき。
「50年後には、あいつはこの世にいない」と心の底から強く思うことです。
たしかに私もいません。でも、目の前の嫌なあいつがいなくなればOKです。
今、言っているのはストレスの発散方法であり道徳論でも何でもありません。
覚えておいて欲しいのは、
いくら自分自身のスキルを高め、内面や人間性を磨いたところで 絶対にストレスは解消できないということです。
自社の売上が対前年150%アップになることより、 他社の負債が対前年150%アップになったほうが
きっと気持ちいいですよね?
それとまったく同じことです。
どんな目に遭っても「50年後には、あいつはいない」とやり捨てれば、 ストレスも溜まらないし、逆に目の前の相手が愛しくさえ思えるものです。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
これは、あくまでもストレスの発散方法です。 商道徳とか人生哲学とか人間論とはまったく別次元の話です。
だから、正しいとか間違っているとかの問題ではありません。 それぞれにあったやり方があるので、どれが正解とも言えません。
ただ1つ共通することは、
自社の売上がアップするより、他社の負債がアップしたほうが 言わずもがな確実にストレスは解消できるという現実です。
いますでしょ、ちょっと美人だからと高飛車っぽい女性が。
そんなときは「30年後にはボロボロじゃん」と心の中で小さく呟き、 『千と千尋の神隠し』の湯婆婆をその顔にオーバーラップさせましょう。
目に熱いものが込み上げてきて、嫌でも心から同情したくなるはずです。
歳月はすべてを洗浄する。そう思えば、腹も立ちません。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━