自分のことをよく知る数人に「どんなことでもいいから、俺の嫌な部分を 書いてくれ」とA4のコピー用紙を手渡して下さい。
いいことは書かなくていいので、コイツ嫌だなぁ~と思う部分だけを 思いっ切り書いてもらいます。
10分後、それを回収しザッと読み流しましょう。
その際に、えぇ。。。と「心がえぐられる」コメントがあったり、逆に バカ野郎!と「腸(はらわた)が煮えくり返る」コメントがあるはずです。
ここまでできたら80点。
それを目にして「心がえぐられる」と感じた内容は、自分の弱点です。
また「腸が煮えくり返る」と感じた内容は100%、自分の強みです。
今さら弱点を修復しようとしても時間と経費のムダなので、 「腸が煮えくり返った」強みだけをさらに鍛え上げましょう。
要は、もっともっと嫌われるくらい徹底的にやり切れということです。
肝心なことは、目の前の相手から「嫌な奴だな」と思われる要素の中に 自分の本当の強みが隠されているということです。
まさか「温厚でいい人ね」と言われて喜んでいませんよね?
それは「ひょっとしたらカモにできそう♪」という意味で、 間違っても褒め言葉なんかじゃありませんので念のため。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
強い部分と弱い部分を言っているだけなので、 これによって人間性云々を問うものではありません。
強みというのは、たしかに自分自身に対して使う表現でもありますが、 多くの場合、相手に対して発揮することがほとんどです。
なので、その相手から「いい人ね」と言われるということは、 バカにされているとしか私には思えません。
相手に嫌われるその要素の中にこそ、 戦闘時に活躍する強みがあるのではないでしょうか。
嫌がられている自分の中身を知り、それを心と腸に問うてみましょう。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━