まったく急に長良川鉄道を利用して美並町にある子宝の湯に行きたくなった。
当たり前のように一両編成。横一列に並んだ座席が懐古趣味旺盛で嬉しい。
美濃太田駅から乗車し、約1時間をかけて「みなみ子宝温泉駅」へ到着した。驚いたことに、電車を降りて駅舎のドアを通り抜けるとそこが子宝の湯だった。
美濃太田方面。私は、この先からやって来た。雑誌で観たような風景だった。
郡上八幡・北濃方面。周辺に暮らす人たちは日々、何をしているのだろうか。
長良川鉄道の利用者は、入湯税の50円だけで温泉を堪能することができた。
大自然の中、超開放的な露天風呂。ほぼ貸し切り状態で眉間まで浸かった。
間違いなく平均年齢が70歳を超えている畳の休憩所では、常日頃の鬱憤を晴らすかの如く惰眠を貪った。案の定、畳の模様がくっきりと顔に反映された。
山の緑と川の緑が実に深く、とても爽快だった。滔滔と流れる川は、長良川。
釣り人たち。
鮎料理を楽しみにしていたが、店が閉まっていたので仕方なく天丼を食べた。
美濃太田方面から電車がやって来た。せっかくなので、大自然と共に収めた。